岡山県倉敷市、リウマチ・内科・聴覚ドッグ、医学博士・篠原佳年の【わいわいクリニック】

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リウマチ医療の新局面

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併用薬剤が徐々に不要に。薬剤の常識を覆す驚異的効果。

聴覚への気づきが人生を変える

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新しい治療によって、半年~1年もすれば、                       『リウマチのことを忘れて』                                      日常生活をおくったり、運動をしたり、海外旅行を楽しんだりされる人たちが、当院ではたくさんおられます。

更新日:2019.01.25

<51才 男性>
約10年前、両肩があがらなくなったため、近医のリウマチを専門とする整形外科を受診。リウマチ因子、抗CCP抗体がともに強陽性のため、リウマチと診断され、メトトレキサート(2)/週を処方された。
引っ越しされ、当院受診。手足には全く変形がなく、CRP(—)、MMP-3は正常で、リウマチの活動性は全く認められなかったため、内服を中止した。
リウマチの治療をしないまま約5か月経過したが、活動性は認められていない。

①正常(リウマチ因子、抗CCP抗体どちらか、もしくはどちらもマイナス)なのに、リウマチの専門医に行ったばかりに、リウマチの治療をされていた例                                                     ②リウマチの診断基準を満たしていない、すなわちまだ発症していない(リウマチ因子陽性だったり、抗CCP抗体陽性なだけの)ケースに、リスクの高い(ステロイドやリウマトレックスなど)リウマチの治療をされていた例                      これは不適切で今は治療の必要はありません!               誤ったしてはいけない治療です。           

更新日:2019.01.19

<62才 女性>

平成30年10月、右手の人差し指(2)・中指(3)・薬指(4)のDIP関節の痛みが強くなり、近医を受診。そこでリウマチと診断され、アザルフィジンを処方された。
一向に良くならないため、通っている整体に相談したところ、当院を紹介され受診することとなった。
持参された検査データを見てみると、リウマチ因子は陽性、CRPは0.05以下、抗CCP抗体マイナスで、リウマチの活動性は全く認められなかった。滑膜炎を表すMMP-3は検査されていなかった。
手のレントゲンを撮ってみると、右の第2・3・4指のPIP関節も腫れが認められた。
リウマチの体質はあるが、まだ発症していないので治療は必要ないと説明した。今後、発熱やこわばり、指の腫れがひどくなったなど変わったことがあれば来院することを勧めた。
これはリウマチ因子が陽性なだけで、まだ発症していないのに治療をされていた例である。

①痛みがあったり                          ②進行が止まらなかったり                                          ③薬が合わなかったり                                                             ④副作用が出たり                                                      は、現在当院ではほとんどみられません。

更新日:2019.01.05

<45歳 女性>
平成4年頃、急な発熱と体が動かなくなる症状が出現。近医を受診したところ、病名ははっきりしなかったが膠原病と想定され、プレドニン(5)3Tを処方され、症状は改善した。
しかし、ステロイドが継続して処方され、診断がつかなかったままなので不安に思い、平成14年頃大学病院を受診した。そこで、17才発症なので、若年性突発性関節炎ではなく成人still病と初めて診断され、プレドニン(5)2T、メソトレキセート(2.5)6cap/週の治療に変更された。
平成18年から、さらにレミケードが追加され、ステロイドが10㎎と減量となった。
平成23年頃より治療が、エンブレル(10日に1回皮下注)に変わり、メトトレキサート(2)3cap/週、プログラフ3T/週が処方された。
しかし、長期にわたる治療も全て効果がなかった。また、年齢とともに体調も優れず、自己判断によって注射や内服を止めていた。また、主治医からエンブレルではなく違う生物製剤を勧められたいたのも、中断の一因となった。
その後約3か月間通院しなかった。最初は体調も悪くなく調子は良かったが、寒くなると調子悪くなってきたので、以前診てもらおうと思っていた当院を受診することとなった。
当院で検査してみると、リウマチ因子、抗CCP抗体、抗GAL欠損IgG抗体もなっかた。
患者さんが、15歳までの発症ならば若年性突発性関節炎と診断がつくだろうが、17才発症なので成人still病と診断されるまで時間がかかったようだ。
今後は、ステロイドなどを使わない新薬で寛解に導けると考えている。

リウマチについて少しでも不安があれば、当院にご連絡ください。                                          「リウマチはきっとすぐよくなります」                                  当院では、原則ステロイドは使用していません。

更新日:2018.12.11

<85才 女性>
平成28年、草取り中に下肢のしびれ、膝、股関節に痛みがあり、動きにくくなる。近医を受診し、血液検査にてリウマチと診断され、プレドニン5㎎/日、メトトレキサート4cap/週を処方され、ときどき肩などに局注を受けていた。
平成29年、主治医が変わったため、生物製剤のアクテムラが追加になった。炎症も関節痛も消失したが、6回目終了後ふらつきなどの体調不良があった。主治医はアクテムラの副作用と考えられ、中止になった。その後生物製剤のシンポニー(月1回)に変更された。
膝から下がカチカチに腫れ変色していると伝えると、主治医からプレドニンの副作用だと聞いた。しかし、生活しにくいため何とかならないかと思っていた。知人から「あまり変形がないので、私と同じようにリウマチがまだ発症していないのではないか」と言われ、当院受診となった。
持参された検査データを見ると、炎症所見はあまり見られなかった。レントゲンを撮ってみても、リウマチの変形はほぼ見られなかった。抗CCP抗体ははかられていなかった。MMP-3は一度もはかられていなかったが、リウマチ因子は600と高く、前医はリウマチ因子を定期的にはかり、それをメルクマールに治療を継続していた。そのため、85才と高齢にもかかわらず、使用すべきではないステロイドを処方され、リウマトレックス、シンポニーと非常にリスクの高い薬が出されていた。
すべきでないことがたび重なっていることは非常に遺憾である。
炎症がなければすべての薬を中止し、炎症があればアクテムラの治療を再開し、その他の薬は減量~中止する予定である。

間違いだらけのリウマチ医療

更新日:2018.12.07

総合病院で約8か月間、リウマチ性多発筋痛症を診断され、ステロイド15㎎投与されていた。
ステロイドの量が多く、ご本人は副作用が心配で、また両肩や左膝の関節痛が軽減しないため、知人の紹介で当院を受診することとなった。(当院受診時には、ステロイドは10㎎に少し減量されていた)
検査してみると、リウマチ因子陽性、CRP・MMP-3ともに上昇しており、他の診断基準と併せて関節リウマチと診断した。ステロイドによる精神不安と糖尿病も合併していたため、副作用の少ない抗リウマチ剤としてリマチルを処方し、ステロイドの減量を開始した。
しかし、プレドニン8㎎からは痛みが増強したため減量できず、治療をアクテムラに変更した。すると、アクテムラは非常に効果的で炎症所見や関節痛も消失し、ステロイドはその後スムーズに減量でき、現在では中止している。
このケースは、診断が間違っていたのではあるが、診断はもっと注意を払うべきであり、また高齢者へのステロイドの投与はもっと慎重になるべきである。

症状が改善しない、現在されている治療の効果が感じられない・・・そんなお悩みをお持ちの方、まずはお気軽にご相談下さい。

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