岡山県倉敷市、リウマチ・内科・聴覚ドッグ、医学博士・篠原佳年の【わいわいクリニック】

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快癒の心得

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人生はいつもオンリーワン

更新日:2018.05.14

『自分がなぜ、いま生きているのか』という質問を私はよく受けます。その時の私の答えはこうです。
「人生の答えを持っているのはあなただけです。あなたが今何をやろうとするか、その中に答えが入っているのです。」
自然は流れているものであり、変化しているものです。私たちの生命と時間だって変化しています。あなたがもし、自分の生命をとことん使おうと決心したなら、その時から、あなたというエネルギーはいきいきとほとばしるように活動をはじめるに違いありません。
ところが、私からみると、本当に自分自身を生きている人というのは少ない気がします。多くの人が一生をかけて地位とか名誉とか財産など、自分の外にあるもの、いつかは消えてゆくものに価値を置いて、生命をすり減らしているように思えるのです。
自分の外にあるものはすべて幻にすぎません。百億円の財産を手に入れようが、豪邸を建てようが、それはやがて、消えてゆくものなのです。
きれいな空気をたくさん吸おうと思ったら、たくさん息を吐かなくてはならないことをみなさんはよく知っています。けれども、人はお金のことになると、少しだけ吐き出して、たくさん吸い込もうとするのです。そういうケチな気持ちが働くと、結局お金はたくさん入ってこないものなのです。
私もかつては自分の知識に対してケチ臭い気持ちを持っていました。せっかく自分が苦労して得た知識やノウハウなのだから、惜しいような気がして、人にはそう簡単には分けてやらないぞという気持ちが強かったのです。しかし、四十歳を過ぎていろいろなことがわかりだすと、知識をどんどん他の人に分け与えるようになりました。すると、最初は減るような気がしていた知識がかえってどんどん入ってくるようになったのです。
なぜ、こんなことになるのでしょうか。
そのおおもとを考えていくと、「欲」というものにぶつかります。
人間は望んだ何かを得たいという欲望を満足させるために頑張ります。しかし、頑張り抜いて、その人が大事だと思うものを手に入れてもなぜか満足できません。もっともっと手に入れたくなるのものです。
そして、何かを手に入れるということは、何かをなくしていることだと気づいていません。かけがえのない大切なものと引き換えに、消えてゆくものを手に入れているのだということがわからなくなってしまっているのです。
苦労してやっと手に入れたものであっても、手に入れた途端に価値は激減し、長く持っているとそのものの価値すらわからなくなってしまうのが世の常です。
私の知り合いの大金持ちの話ですが、その人は茶人でもあるので、しじゅうせっせと高価な茶道具を買っていました。いつのまにか、人もうらやむ茶道具が大きな蔵にいっぱい詰まるようになりました。
ところが、そんな高価な茶道具をいくら集めたとしても、仕事が忙しくお茶を嗜む時間がありません。
そして、「あぁ、昔はよかったな。時間があったので自由にお茶を楽しめて」といつも嘆いています。
しかし、仕事をそんなに増やしてしまったのも、実は自分自身の欲のせいだということには気づいていません。
「あと十年ぐらいしたら、仕事から引退して、小さな庵でもつくってお茶を楽しみたい」と口癖のようにいっていましたが、先日、何と心臓病で急死してしまいました。
こんな生き方をする人よりも、たとえ貧乏であっても、一つの湯飲み茶碗だけを大切にして、毎日それで自由にそれでお茶を楽しんでいる人のほうがどれほど幸せかわかりません。
ほかの人がどんなにお金を積もうと、努力しようと手に入らないもの、それが、自分なのです。
宝くじに当たることよりすごいこと。それは自分を手に入れて、いま、ここに生きていることではないでしょうか。
今の自分に満足できない人は、どこまでいっても満足できないままです。
それよりも、自分として生きていることを実感してみたらどうでしょうか。
今までの人生がつらく、悲しく、何もいいことがなかったと思っている人も、考えてみると、何か得たものがあるはずです。悲しみが多かったぶんだけ、物事が人より少しみえるようになった。
そう思ってみてみたら、今までの人生の一瞬一瞬すべてが、かけがえのないものであったことに気がつくでしょう。
あなたの体も人生も、何万年もかかって、やっとの思いで手に入れたものなのです。せっかく抽選で当たった車を、いざ手に入れたら「色が気に入らない」「エンジンの音が嫌いだ」と不満をいいだす。
すべては、心のなかに問題があるのです。自分が変わればすべてが変わるのです。
それはちょうど、「おいしい水」を求めているのに似ています。
おいしい水を求めて。ある人はコンビニに行って「おいしい水」というレッテルの貼られたペットボトルを買うかもしれないし、またあるいは富士山のふもとまで汲みにいくかもしれない。
でも、それよりももっとおいしい水を飲む方法があります。何キロか走ってくれば良いのです。思いきり走った後の水はおいしい。自分自身が変われば、水道の水でも世界一おいしい水になるのです。それには自分自身のために、この一瞬一瞬を夢中になって生きればそれでいいのです。
仏教の世界に「悟りに至る道はない」という言葉があります。努力に努力を重ねて、険しい山道を行くようにして、人間は悟るのではなく、悟りというのは常に我が内にあり、一瞬にして表に出ることだと私は解釈しています。
この人生は自分が選んで生まれてきたのであり、自分の道を間違いなく走ってきた、ということに気づくと、世界で自分ほど、自分の人生をうまくやれる人間はいない。だれもがオンリー・ワンの人間なのだ、と気づくはずです。
そうなったときはじめて、何も欲しがらず、だれも恨まずに、いきいきと生きていくことができるようになれるのです。

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