岡山県倉敷市、リウマチ・内科・聴覚ドッグ、医学博士・篠原佳年の【わいわいクリニック】

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快癒の心得

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3回連続シリーズ『ワンネス』第3弾!!

更新日:2013.10.25

今、時代はワンネスへ③  「失敗」という名の「成功」

 私はある本で、こんな話を読んだことがあります。象とチェーンの話です。
 子象が生まれると、象使いは子象が逃げないように、鎖でつなぎます。子象はいくら逃げようと思っても、逃げられない。逃げようとすればするほど、チェーンが象の足に食い込むようになっているのです。その痛さを知った子象は、次第に逆らわなくなり、逆に縛られていることによって、自分が餌を探さなくても手に入ることを知ります。やがて、象は成長します。そして、ものすごく巨大な象になりました。それこそ、自分の子供の象が列車にひかれそうになると、体当たりをして列車を止めてしまうほど、強大な力をもつまでに成長しました。さて、この象には、どんなチェーンをつけたらいいのでしょうか。そういう話でした。ふつうなら、列車にぶつかっても平気なくらい大きな象を縛っておくには、どれだけ強いチェーンを用意しなければならないか、想像もできません。しかし、結論からいえば、巨大になった象につけるチェーンは、子象のときと同じものでいいのです。もちろん、象はそれを引きちぎろうと思えばできるのですが、それをしません。子象のときに何回も逃げようとして、そのたびに失敗して痛い目にあった象は、いつしか逃げようと試みることをしなくなるのです。つまり、自分の力ではどうにもならないと思い込んでいるわけですから、簡単なチェーンで十分、用が足りるというのです。
 これを読んで、あなたはどう思いますか。象を哀れに思った人もいるでしょうし、もしかすると、象は愚かだと思った人もいるかも知れません。
 ところが、実は、このチェーンは私たち人間にもあるのです。子供のときにどんなにやってみても成功しなかった体験があると、次第に挑戦する意欲も失い、挑戦すること事態が、大変ムダなことのように思えてきます。しかも、一方では、チェーンに縛られていれば安全なわけですから、人はチェーンをはずしたがらないのです。
 例えば、出世しないことで「成功」している人もいます。出世することがいいとか悪いとか、そういう問題ではありません。あなたがいつも仕事で失敗していたとするなら、「失敗」することで「成功」を勝ち取っていたのです。逆に言うと、「成功」することは、あなたにとって「失敗」することになります。分かりにくければこう考えてください。もしも、あなたがあることに「成功」するとします。すると、あなたは今までの人生で一度も味わったことのない事態に遭遇しなければなりません。そのような未知の状況が怖いから、「成功」しようとしなかったといえます。あなたにとっての「成功」が金持ちになったり、経営者になったりすることだったら、従業員の生活を考えたり、時代の先を読んで経営を考えていかなければならなかったりと、責任が重くのしかかってきます。あなたにとって、いつも慣れていることの方が安全でいいわけです。
 一度頂点に立ったら、それを維持し続けることは非常に難しいということや、プレッシャーに耐えたり、ストレスを抱え込むことになるだろうということをみなさんは知っています。だから、一着になろうとしないのです。つまり、多くの人は心の奥底では成功を嫌っているに違いありません。
 「失敗」という名の「成功」を手に入れて、甘んじてそれを受け入れている。それが、あなたにとっての「勝ち」となるわけです。ということは、誰でも間違いなく何らかの形で「成功」しているのです。
 ゴルフでも同じことがいえるでしょう。いつもハンディキャップを負っている人は、必ず最後の一ホールで全部つじつまを合わせます。表面的な意識では優勝したいに決まっているけれど、手が動かなくなる。なぜかというと、本当は、優勝することを心の奥底では望んでいないからです。優勝してシングルハンディになったりすると、今まで以上に練習に行かなくてはならない。お金はかかるし、奥さんとゴルフのことでいつもケンカになるかもしれない。そんな体験は今までやったことがないので、地獄に行くより不安なわけです。その点、ビリは慣れています。人から見たら嫌なことでも、何十年とやっていたから慣れています。その人にとって、こんな安全なことはないのです。そして、慣れて楽なパターンを一度つくったら、自分ではもう二度と新しい選択をしなくてもいいのです。これが、いわゆる無意識のチェーンです。その代わり、安全を手に入れた瞬間、同じパターンをプログラムされているロボットと同じになるのです。今までのような人生なら、過去にデータがインプットされているから、そのデータに従って生きていけばよいだけのことなのです。言葉は悪いですが、ばかな人は、へまをせずにばかをきちんとやり直す。優等生として百点満点を絶対とらず、賢く見せず、ばかを今まで通りきちんとやり通すのです。そのためには、自分の人生を売り渡し、同じパターンで動くロボットになりきります。
 では、そうしたらこのパターンから脱皮できるのでしょうか。それは簡単です。チェーンをはずせばいいのです。チェーンをつないで縛っているのは、誰でもない自分自身なのですから。
 巨大な体に育った象が、自分をつないでいるのが子供のときのチェーンだと気づけば、すぐにはずすことができます。
 私たちが、まずしなければならないこと。それは、自分が今どんなチェーンに縛られているのかを知ることです。そして、そのチェーンから解き放たれたなら、目の前には新しい世界が広がっていることでしょう。
 そのとき、あなたの”未知なる自己”と遭遇します。つまり、あなたはロボットであることをやめて、自分の人生を取り戻すのです。そしてそこから、誰でもない、あなた自身をクリエートしていく新たな旅が始まるのだと、私は思っています。

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