副作用の多いステロイドは離脱。症状は改善。

<81歳・女性>
膝や手の痛みが一向に良くならないので、知人の紹介にて当院を受診。

聞くと、地方の総合病院のリウマチ科にて、約10年間リウマチの治療を受けていた。高齢にもかかわらず、1日にメドロール1.5錠(ステロイド)、ケアラム(25㎎)1錠を処方されていた。さらに痛み止めなどたくさんの薬(約14種類)も使われていて、糖尿病と骨粗鬆症を合併していた。

炎症を表すCRPはマイナスであったが、滑膜炎を表すMMP-3のみ上昇していた。糖尿病と骨粗鬆症と滑膜炎は、ステロイドの長期投与によるものと考え、アクテムラ(皮下注射)に治療を変更し、ステロイドは減量~離脱できた。MMP-3はすぐに正常化して、合併していた糖尿病は消失し、骨粗鬆症は改善傾向にある。

具体的な治療内容 生物製剤法
副作用・リスク ※ 注射部位反応、上気道感染、肺炎、蜂巣炎、胃腸炎

※ 個人差はありますが、事前検査や上手な自己管理で、極力副作用を抑えることができます。

普通のリウマチで困っている方は、『リウマチが治った』・『リウマチが治った2』をお読みください。多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。このブログでは、そこに書けなかった症例を紹介しています。

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