2020年 6月

リウマチ寛解から全快へ!非常に稀なケース (抗GAL欠損IgG抗体陽性から陰性へ)

<60歳 女性>
約7年前、関節痛が出現したため、近医のリウマチ専門病院を受診。リウマチ因子、抗CCP抗体ともにマイナスであったが、CRP 6.36、MMP-3  105.5ということでリウマチと診断され、リウマトレックス3cap/週、ステロイド3㎎/日を開始された。

1年ほど治療を続けたが、手や肩の痛みはとれず。寛解を望み、当院受診となった。

持参した検査データをみると、確かにリウマチ因子、抗CCP抗体ともにマイナスであったが、リウマチ性多発筋痛症や成人スチル病も考えられるので、鑑別をする必要があった。

検査すると、抗GAL欠損IgG抗体が陽性で、リウマチであることが判明した。治療をアクテムラ(点滴、月1回)に変更したところ、CRP、MMP-3は正常値となり、体調は改善し、3年ほど治療を継続した。

本人の申し出もあり、治療を休止してみようということになった。

痛みなどもなく、治療を休止してから約1年後に来院。検査してみると、抗GAL欠損IgG抗体は陰性であった。

さらに1年後の今年も同様の検査をするも、抗GAL欠損IgG抗体は陰性のままであった。

リウマチは全快になっているので、症状が出ない限りは来院する必要がないことを、本人に伝えた。

具体的な治療内容 生物製剤療法
副作用・リスク ※ 注射部位反応、上気道感染、肺炎、蜂巣炎、胃腸炎

※ 個人差はありますが、事前検査や上手な自己管理で、極力副作用を抑えることができます。

リウマチ因子、抗CCP抗体ともに強陽性。「あなたは将来身体障害者になります」と言われた!

<49歳・女性>
約2年半前、右手の指に腫れが出現し、整形外科を受診。リウマチ因子と抗CCP抗体ともに強陽性のため、リウマチと診断され、リウマトレックス2cap/週を処方された。そこでは「あなたは将来身体障害者になります」と言われたり、薬の処方が3ヶ月分と長期だったため不安になり、転院した。

リウマトレックスを服用すると、むかつきや胃痛が出現した。転院を繰り返しても、リウマトレックスは処方された。

4度目の病院でもリウマトレックスは処方され、プレドニン(5)1T/日が追加された。しかし、プレドニンは服用しなかった。

どこの病院を受診しても、服用すると気分が悪くなるリウマトレックスを処方され、飲み続けることへの不安があり、当院を受診することになった。

持参された検査データをみてみると、リウマチ因子と抗CCP抗体はともに強陽性。CRPは±、MMP-3は一度も検査されていなかった。

検査してみると、確かにリウマチ因子と抗CCP抗体はともに強陽性ではあるが、炎症を表すCRPは±、MMP-3は正常であり、リウマチの活動性ははっきり認められなかった。

リウマトレックスは、副作用が出るので中止し、自己注射しているプレドニンは、抗リウマチ薬ではないため当然中止。
現在は経過を見ながら、リウマチの活動性が認められた時点で、抗リウマチ薬を投与することにしている。

その他の改善症例につきましては、
院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

書籍について
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