リウマチ改善症例

なぜ高齢者に多量の免疫抑制剤?

<76歳・女性>
近くの整形外科でリウマチと診断され、プレドニン10㎎とリウマトレックスを1週間に5capを約30年間投与されていた。手足のしびれが増し、何度も感染症を起こしたり、一向にリウマチの症状も改善されず、変形もひどくなったりすることで、心配されたご家族がインターネットで調べ、セカンドオピニオンとして当院を受診。

調べてみると、貧血がひどく、リウマチの活動性は軽度であるが、関節の破壊を表すMMP-3は400超と高値。長期のステロイド投与による多発性神経炎を発症し、リウマチの治療が一向に効果がなかったことが予測された。

関節の破壊がひどくリウマトレックスは中止し、様々な副作用があるのでステロイドは早急に減量し、治療を変更する必要があると考え、新しいリウマチの薬を投与する予定である。

具体的な治療内容 生物製剤療法
副作用・リスク ※ 注射部位反応、上気道感染、肺炎、蜂巣炎、胃腸炎

※ 個人差はありますが、事前検査や上手な自己管理で、極力副作用を抑えることができます。

副作用の多いステロイドは離脱。症状は改善。

<81歳・女性>
膝や手の痛みが一向に良くならないので、知人の紹介にて当院を受診。

聞くと、地方の総合病院のリウマチ科にて、約10年間リウマチの治療を受けていた。高齢にもかかわらず、1日にメドロール1.5錠(ステロイド)、ケアラム(25㎎)1錠を処方されていた。さらに痛み止めなどたくさんの薬(約14種類)も使われていて、糖尿病と骨粗鬆症を合併していた。

炎症を表すCRPはマイナスであったが、滑膜炎を表すMMP-3のみ上昇していた。糖尿病と骨粗鬆症と滑膜炎は、ステロイドの長期投与によるものと考え、アクテムラ(皮下注射)に治療を変更し、ステロイドは減量~離脱できた。MMP-3はすぐに正常化して、合併していた糖尿病は消失し、骨粗鬆症は改善傾向にある。

具体的な治療内容 生物製剤法
副作用・リスク ※ 注射部位反応、上気道感染、肺炎、蜂巣炎、胃腸炎

※ 個人差はありますが、事前検査や上手な自己管理で、極力副作用を抑えることができます。

当院治療で活動性消失。

<79歳・女性>
約30年間、全国系列の大学病院で治療を受けていた。一日にプレドニン10㎎、ケアラム(25㎎)1錠投与。間質性肺炎と腎機能障害も合併していた。たくさんの薬を飲んでいるので、薬を減らす目的で来院。

リウマチの活動性は高く、両膝に水が溜まっていて、生活そのものが困難な状態。効果が全くなく、CRP、MMP-3の上昇がみられた。

当院では、治療をアクテムラ皮下注に変更し、CRP(-)、MMP-3も60以下とリウマチの活動性は消失したため、現在ではプレドニンを10㎎から4㎎と減らし、通常の生活が送れるようになっている。

具体的な治療内容 生物製剤療法
副作用・リスク ※ 注射部位反応、上気道感染、肺炎、蜂巣炎、胃腸炎

※ 個人差はありますが、事前検査や上手な自己管理で、極力副作用を抑えることができます。

高齢者に多量の免疫抑制剤はダメ。

<79歳・男性>
全国系列の大学病院のリウマチ科で、悪性関節リウマチとの診断にて、高齢にもかかわらず、プレドニゾロン8㎎/日、プログラフ2㎎/日が処方されていた。胃薬、抗生剤など薬が増え始め、体調が崩れ症状も良くならず、体力低下も著しく悪化するため、当院に来院。

調べてみると、悪性関節リウマチの可能性は乏しく(ほぼなし)、リウマチの活動性のみ上昇していたので、抗リウマチ薬を変更する必要があると伝えた。

初めの来院から約3か月にわたり、圧迫骨折のため入院。これは、高齢にもかかわらずステロイドの大量投与による、胸椎~腰椎と広範囲の圧迫骨折が出現。来院できない状態であった。

骨折が治癒してから再来院後、アクテムラの皮下注を開始してからステロイドは離脱でき、CRP、MMP-3なども正常化し、リウマチの活動性は消失したため、現在では通常の生活が送れている。薬は、骨粗鬆症の薬のみ。

具体的な治療内容 生物製剤療法
副作用・リスク ※ 注射部位反応、上気道感染、肺炎、蜂巣炎、胃腸炎

※ 個人差はありますが、事前検査や上手な自己管理で、極力副作用を抑えることができます。

その他の改善症例につきましては、
院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

書籍について
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