リウマチの主な症状

以下の様な症状がありましたら、リウマチまたはリウマチによく似た病気の可能性があります。

朝のこわばり(60分以上)

朝起きたときに、手や足の関節が硬くなった感じがあり、腫れぼったく、むくんでいるような状態で動かしにくくなることを「こわばり」と言います。

しばらく動かしていると次第に動きやすくなっていきますが、リウマチの症状が進行すると、動かしにくい時間が長く続くこともあります。(こわばりは変形性関節症などのリウマチ以外の疾患でも起きることがあります)

手指(第一関節を除く)や手首、膝等の関節痛や腫れ

関節の痛みには「安静にしていても痛む」「押すと痛む」「動かすと痛む」などがあります。また、関節が腫れたり、熱をもったり、赤くなることもあります。

手の指・足の指の関節(特に付け根側の関節)、手首の関節に起こることが多いです。一般的には、関節の痛みや腫れは左右対称に起きるとされていますが、一つの関節の症状だけでも関節リウマチと診断されることもあります。

疲労感、微熱 など

リウマチは関節が病気の主体ですが、「発熱、だるさ、疲れを感じやすい、食欲不振などの症状」が生じ、関節の炎症が肺や血管など全身に広がることもあります。

上記いずれかの症状がありましたら、リウマチ科の受診をお勧めいたします。


リウマチ検査(血液検査)を受けた方

リウマチ・膠原病の適格で安全な診療には、日々の血液検査がとても大切です。
血液検査を受けられて、以下の様な結果が出ましたら、リウマチの可能性があります。

CRPの上昇、貧血(鉄が少ない)

CRPの上昇 体の中で炎症が起きると高くなるタンパク質です。
炎症がおきて数時間で高くなり、1~2日で下がってきます。
リウマチの場合には関節の中に炎症が起きるのでCRPは高くなり、治療し関節の中の炎症が良くなると下がります。
貧血(鉄が少ない) CRPなどの炎症反応が慢性的に高い患者さんでは、いろいろな物質(サイトカイン)が体内に産生されています。
それらが骨髄での造血を抑制したり、赤血球の寿命を短くすることで貧血になります。

MMP-3の上昇、アルブミンの低下

MMP-3の上昇 MMP-3は関節の中の軟骨を分解する酵素です。
リウマチが出てくると高くなり、良くなると下がる点はCRPと同じです。
ただCRPと違って感染症などの関節以外の原因では上昇しないので、より関節だけを評価するのに役立つ検査です。
アルブミンの低下 リウマチの炎症が強い状況ですと、食事をしても栄養をリウマチに取られてしまうので低くなることがあります。
リウマチが良くなり炎症がなくなると栄養状態もよくなりアルブミンも上昇し回復してきます。

リウマチ因子、抗CCP抗体の有無

リウマチ因子(RF)と抗CCP抗体(ACPA)は、リウマチ新分類基準にも含まれているリウマチの診断に重要な検査です。


上記いずれかに該当する場合は、リウマチおよび活動性の有無に関する検査の実施をお勧めいたします。


既にリウマチ治療中の方

既にリウマチの治療を受けられていて、以下の様な症状がありましたら、
治療方法が合っていないか、リウマチ以外の病気の可能性があります。

関節痛がとれない

CRPが正常化しない

MMP-3が正常化しない

上記いずれかに該当する場合は、先生に相談されるか、相談外来をお勧めいたします。

PAGE TOP