CRPとMMP-3どちらも上昇し、リウマチの活動性が出ているので、治療の必要があります。
リウマチを含む膠原病の治療の最終目標は『寛解』です。
当院では、寛解を導く薬そのものにも細心の注意を払っています。
よくある質問
FAQ
こちらでは皆様からよくいただくご質問についてQ&A方式でお伝えいたします
RFと抗CCP抗体陽性で「リウマチの体質は間違いないが、リウマチ的な炎症はまだない。将来的にリウマチになる可能性は高い。今から治療を始めても良いが、いますぐ開始しなくても良い」と言われました。いますぐ治療はするべきでしょうか。
炎症がないのであれば、いますぐ治療をする必要はありません。
リウマチ因子(RF)や抗CCP抗体があったとしても、CRPやMMP-3の上昇がなければ、治療をする必要はないのです。
炎症もないのに治療をすれば、あなたの身体とってリスクはあっても、メリットはありません。
あなたの力で抑えているリウマチまで発症させてしまう危険性が非常に高いのです。
またリウマチに関しては、予防的な治療はありません。
母がリウマチ治療中に肺炎になりました。まだ治っていないのに生物製剤で治療が再開されましたが、痛む姿は見るに堪えません。
リウマチ治療中に肺炎になり、1ヶ月治療中止。その後生物製剤での治療となったということですが、
まずは肺炎の治療をすることが先決です。肺炎が治ってから、リウマチの治療となります。
肺炎が見つかった場合、メトトレキサートはすぐに中止し、肺炎の治療となります。
薬剤による間質性肺炎の場合は、プレドニンでの治療となります。
細菌性の肺炎の場合は、抗生剤での治療となります。
間質性肺炎の場合、レントゲンですりガラス状になっているので、すぐに判別ができます。
その後、リウマチの活動性があるようなら、メトトレキサートを使わない治療となります。
長年リウマチに苦しんできました。改善の期待はできますか?
当院では、既に500以上の患者様の症例を診てきましたが、多くの改善の結果が出ております。
寛解(リウマチの痛みがなくなり、症状の出ない状態)を実感される患者様もいらっしゃいます。
リウマチの痛みにお困りでしたら、是非一度当院にお越しください。
リウマチの新薬について教えてください
当院では、副作用が非常に少なく、多数の寛解例がある、「一種類の生物製剤」だけを導入しています。
詳しくは、診察の際に説明いたします。
リウマチ治療に副作用の危険はありますか?
リウマチ治療で問題なのは、一般的には薬剤の副作用です。
現在の主流は、リウマトレックスという免疫抑制剤や、レミケードやエンブレルといった生物製剤を併用するものです。
そしてこれに、初期段階からステロイドを投与されているケースが数多くみられます。
これらの薬剤は、免疫力を下げるため、絶えず生命のリスクを払い続けていることになります。
当院は、一種類の生物製剤だけを用いた治療を主に行っています。
多剤を併用することはほとんどありません。
導入して10年になりますが、運が良いのか、当院の症例では副作用の頻度が少なく、改善例は非常に多くみられています。
リウマチは遺伝しますか?
これまで診てきた患者さんに「血縁にリウマチの方がいますか?」と尋ねたところ、約10人に1人の方が「いる」と答えられました。
免疫異常を起こす原因については現在のところ完全にはわかっていませんが、文献等では遺伝的要因や喫煙習慣、歯周病との関連が指摘されています。
診断書や紹介状は書いてもらえますか?
各種診断書(診療情報提供書)や紹介状などを発行可能です。
書類発行の際には診療代に別途費用がかかります。
また、発行までに2週間程度(場合によってはそれ以上)かかる場合がありますので、余裕を持ってのお申込みをお願いいたします。
連絡先や住所等が変更なりました。
ご変更内容を受付にてお知らせ下さい。お電話またはFAXからでも大丈夫です。