質問
<40代 男性>RF(-)、CRP 0.32、MMP-3 49.3
2024年2月頃より、両足の下肢のむくみが目立つようになりしゃがむのにも不自由するようになりました。
その後、両手のこわばりが起こるようになり、指を握りこむことができなくなりました。
2024年5月に、病院を受診し、CRPと好酸球値が高いことが判明しました。
その後、様々な検査(手首の組織検査やMRI、エコー等)を経た後、同年7月に関節リウマチの診断を受けました。
メトトレキサートを服用し始めてから、好酸球値は低下し、足のむくみもなくなりました。
手のこわばりについては、指を握りこむことができるくらいまで回復しました。
2026年1月まで服用(途中、吐き気のひどさからメトジェクトに変更)をつづけましたが、症状が変わらなかったため、服用中止を私から申し入れました。
現在も薬は服用しておらず、症状に大きな変化はありませんが、私は本当にリウマチなのでしょうか?
(好酸球値が少し上昇してきているのが気になりますが)
また、別で気になることがあり、肩の痛みが半年以上続いています(一般的に四十肩の症状)。
また、受診当初から手首の痛み(曲げ伸ばしの可動域が狭い)は、今も続いたままです。
(手も手首、肩についても、動かさなければ、痛みは全くありません)
回答
初診時の検査データを拝見すると、
リウマチ因子は陰性で、CRPも低く、MMP-3は全く異常がないため関節の炎症はありません。
そのためリウマチではありません。診断は間違っているので、治療は必要ありません。
CRPの軽度上昇は、気が付かない体調の変化でも上昇することがあります。
あなたの場合、検査での異常値は、①免疫グロブリンIgG、IgMの高値②好酸球の高値 です。
このことから、好酸球が上昇する免疫疾患を発症した可能性が考えられます。
病名としては、好酸球性多発血管炎・好酸球性筋膜炎・好酸球性消化器疾患などが考えられますが、これはあくまでも推測です。
また別に、健康の状態を表すタンパクのアルブミンと、肝臓の数値(AST、ALT)が共に低値です。
ということは、病気が少し長引いていたのか、栄養状態が悪かったのではないか、と推察されます。
アルブミンが低値(3.5)ですので、軽度の低タンパク血症がおきているようです。
これは人によっては浮腫みがおこるくらいの数値ですので、それが浮腫みの原因になっているのではないかと思われます。
リウマチの診断は明らかに間違っていました。
しかしリウマチで処方されたメトトレキサートが、偶然にもあなたの免疫異常の病気(?)に効果があったようで、好酸球もアルブミンも改善しています。
現在は治療を中止したためか、好酸球が高くなってきていますね。
免疫グロブリンのIgG、IgMを調べて、高いようであれば、膠原病を専門にした病院を受診されることをお勧めます。
肩や手首の痛みについては、リウマチではありませんので、肩や手首を専門にした整形外科を受診されてみてはいかがでしょうか。
リウマチSOSにてご相談の際は、検査データをお送りください。検査データがあれば、的確なアドバイスができます






