質問
<70代 女性>
東京在住70歳女性です。
昨年12月にリウマチと診断されました。
血液検査では異常がみられないながらエコーで炎症が確認された場合治療が必要なのか、そもそもリウマチなのかご相談させて頂きたく連絡しました。
昨年10月に右手薬指の第二関節が赤く腫れきつく曲げると痛みが出るようになりました。11月に左肩と左足裏も痛むようになり、母がリウマチだったこともあり早々に内科リウマチ科を受診しました。
エコーで赤く血流シグナルが映り(右指薬指)炎症があるためほぼリウマチだろうと。血液検査をみて治療しようということになりました。
血液検査結果は添付しますが、RF3、抗CCP0.5未満、MMP41.6、CRP0.09、血沈19と基準値内でした。
ひと月後検査ではCRPは0、血沈は9。
ふた月後はCRPは0、血沈は12。
エコーで炎症が認められているのでリウマチとして治療をすべきとのことで、
イグラチモド1錠(2ヶ月目から2錠)、セレコキシブとレバミピド錠を朝晩100mgを1錠ずつ飲みはじめました。
薬を飲み始めてから2ヶ月しかたっていないからかまだ痛みもあり良くなってきている感じはありません。
指に炎症が確認されているし肩や足裏も痛いのでリウマチなんだろうと思いつつ数値的に炎症がないことが腑に落ちず、これはリウマチなのかよくわからず教えて頂きたくご連絡しました。
血液検査結果添付しました。手書きで色々書いてしまっていて見にくくて申し訳ありません。実際に診る必要があるようでしたら受診したいと考えています。よろしくお願いします。
回答
抗GAL欠損IgG抗体は調べられていませんが、リウマチ因子(-)、抗CCP抗体(-)ですので、これらからみると、リウマチの体質は持たれていません。
それに加え、身体の炎症(CRP)、関節の炎症(MMP-3)も全くありませんので、健康な人と同じ状態です。
治すべき炎症も、免疫異常もありませんので、治療は全く必要ありません。
今ある痛みは、老化や使い過ぎが原因によるものと考えられます。
資料を添付いたしますので、参考にしていただければと思います。
『リウマチを止める』より
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<その後>
ご回答ありがとうございました。
抗GAL欠損IgG抗体がIgGという項目であれば検査されていて1311です。
IgAは201、IgMは45で↓、c3は152↑、c4は35.1↑でした。
リューマチではないとのことですので、薬はやめて様子をみたいと考えています。
肩の痛みが強いので痛み止めを飲むことは問題ありませんか?
本当にありがとうございました。
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「抗GAL欠損IgG抗体」と「IgG」は別のものになります。
肩の痛みに対して、痛み止めを飲むことは問題ありません。
肩が痛むのには原因があると思われますので、整形外科を受診されてみてはいかがでしょうか。
リウマチSOSにてご相談の際は、検査データをお送りください。検査データがあれば、的確なアドバイスができます