母がリウマチ治療中に肺炎になりました。まだ治っていないのに生物製剤で治療が再開されましたが、痛む姿は見るに堪えません。

質問

母がリウマチ治療中に肺炎になりました。
まだ治っていないのに生物製剤で治療が再開されましたが、痛む姿は見るに堪えません。

回答

リウマチ治療中に肺炎になり、1ヶ月治療中止。
その後生物製剤での治療となったということですが、まずは肺炎の治療をすることが先決です。
肺炎が治ってから、リウマチの治療となります。

肺炎が見つかった場合、メトトレキサートはすぐに中止し、肺炎の治療となります。
薬剤による間質性肺炎の場合は、プレドニンでの治療となります。
細菌性の肺炎の場合は、抗生剤での治療となります。
間質性肺炎の場合、レントゲンですりガラス状になっているので、すぐに判別ができます。

その後、リウマチの活動性があるようなら、メトトレキサートを使わない治療となります。





リウマチに関するお悩み・ご質問は、
お気軽にご相談ください。


当院のリウマチ治療 リウマチSOS

執筆者プロフィール

篠原 佳年(しのはら よしとし)

1950年生まれ、徳島県池田町出身。岡山大学医学部大学院卒業後、岡山大学部第三内科を経て、現在、医療法人わいわい・クリニック理事長、医学博士。
膠原病、主に関節リウマチを専門としている。一早く生物学的製剤アクテムラを導入し、全国から多くの方が来院。現在まで約700例の実績。

その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。



その他の関連情報

  1. 関節痛が出現したためメトトレキサートが処方されました。本当に…

  2. 私はリウマチだったのでしょうか?

  3. 今から何かできる治療又は体質を改善する方法はないのでしょうか…

  4. CRP上昇が招いた心筋梗塞 

  5. 入院して状態がだんだん悪化する奥さんを心配して・・電話相談

  6. 免疫抑制剤を飲み続けるのは怖いです。不要であれば飲みたくあり…

交通アクセス

わいわいクリニック 外観写真

〒710-0133 岡山県倉敷市藤戸町藤戸2-10
TEL / 086-428-8525
受付時間 / 8:30~11:00 14:00~17:00(土曜 13:30~15:00)
休診日 / 木曜・日曜・祝日

診療時間
9:00~12:00 休診休診
14:30~17:30 休診休診

☆印の土曜日午後は 14:00~16:00 外来(相談)

PAGE TOP