リウマチ因子が48まで上昇しています。これはリウマチでしょうか?

質問

<50代 男性> RF(+)、抗CCP抗体(-)、CRP 0.08、MMP-3 70.6
この半年間、リウマチかどうか診断がつかない状況で不安な日々を過ごしております。
R7.4月スポーツ中に右足第2関節周囲に激痛あり。
整形受診しX -P上、骨に異常なし。
ロキソニンと湿布処方され経過観察。
念のためリウマチも疑われ採血。
リウマチ因子29、抗CCR抗体0.5未満、
MMP―3は76.9、CRP0.05以下です。
特に治療なく定期的な採血だけで現在に至ります。右足の第2周囲関節痛はたまにズキズキする程度です。むしろ土踏まず周囲に違和感があります。
R8.1月の採血ではリウマチ因子が48まで上昇しています。他の項目は変りなく陰性です。これはリウマチでしょうか?
将来的に発症するでしょうか?
このまま経過観察で良いのか不安です。

回答

まず、あなたは、
抗CCP抗体は(-)ですが、リウマチ因子(+)ですので、リウマチの体質は持たれています。

次に、CRP 0.08、MMP-3 70.6とどちらも正常値で、炎症所見が全くありません。
リウマチの治療は、炎症を止めることです。
リウマチの体質があったとしても、炎症がなければ、治療は必要ありません。
予防の治療も必要ありません。

リウマチ因子や抗CCP抗体を、毎回検査されているようですが、リウマチ因子は16以上はすべて異常値です。
一度異常値が出たのなら、数値に大小があるだけで、リウマチの体質があることには変わりませんので、何度も調べる必要はありません。
抗CCP抗体は0.6と低いので、こちらも何度も調べる必要性はありません。

リウマチ因子についてですが、健康な人でも陽性になることがあり、陽性でも10人中8人は、リウマチを発症しないと言われています。

今後、リウマチが発症するかどうかはわかりませんが、今、あなたが感じている諸症状は、リウマチは一切関わっていません。
使い過ぎや老化、寒さなどによるものだと思われます。

CRPとMMP-3が同時に上昇した時には、治療が必要になります。
その時にご相談いただければ、アドバイスができるかと思います。

リウマチSOSにてご相談の際は、検査データをお送りください。検査データがあれば、的確なアドバイスができます





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執筆者プロフィール

篠原 佳年(しのはら よしとし)

1950年生まれ、徳島県池田町出身。岡山大学医学部卒業、同大学院修了後、岡山大学医学部第三内科を経て、現在、医療法人わいわいクリニック理事長、医学博士。
膠原病、主に関節リウマチを専門としている。一早く生物学的製剤アクテムラを導入し、全国から多くの方が来院。現在まで約800例の実績。

その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。



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