質問
<70代 男性>
なんとかリウマチ性多発筋痛症の診断で、ステロイドを20mg投与となりました。
しかし、1週間たっても症状が改善されず、血沈やCRPなどの数値は正常内になっているのですが、
筋肉のこわばりがいままでには無かった感じで午後まで続いている状態です。
ステロイドの量を増やすのもちょっと躊躇するので、20mgのままで経過観察となっています。
この場合何か他に考えられることはあるのでしょうか。
回答
あなたの症状とは別に、CRPや血沈が正常値になっていれば、薬は十分に効いているということになります。
しかし、実際体調がスッキリしないということであれば、プレドニン20㎎が多いのかもわかりません。
リウマチ性多発筋痛症の治療でのプレドニン場合は、当院では、ほとんどの方に10㎎を投与し、効果がある方が多くおられます。
15㎎投与した方はいらっしゃいましたが、20㎎を投与した経験はありません。
あなたも、プレドニン10㎎で効果があるとすれば、もう10㎎は余分な量になります。
その余分なプレドニンが、脈を速くしたり、不安が増したり、血圧をあげたり、夜に眠れなかったりと、不快な症状がでてきている可能性があります。
そのため、プレドニン10mgくらいに減量してみることを勧めます。
プレドニンを10㎎に減量しても、CRPや血沈などが正常値であれば、10㎎でも十分効果がある、ということです。
もしプレドニン10㎎でCRPが上昇するようであれば、プレドニンを15㎎か20㎎にする必要があるかと思います。
今大事なことは、炎症が止めることが最優先になります。
気分などはその次になります。
プレドニンでの治療は、症状がなく、検査データが正常化する一番最低の量が、その人の適正な量になります。
あなたに合った量であれば、病気のみにプレドニンは使われますので、不快症状等は改善すると思わますので、試す価値はあるのではないかと思われます。
補足になりますが、プレドニンの副作用には胃潰瘍のリスクが高くあります。
そのために予防として、通常は胃潰瘍の薬が出されますが、もらわれているでしょうか。
※プレドニンを服用すると、CRPは効果は表れますが、MMP-3はいつも上昇しますので、
治療の指標にはなりません。
リウマチSOSにてご相談の際は、検査データをお送りください。検査データがあれば、的確なアドバイスができます






