経過観察をしていかなければいけないほどの血液検査のデータと言えるのでしょうか?

質問

<50代 男性>リウマチ因子(+)、抗CCP抗体(-)、CRP 0.076
先日、膝痛があったため職場近所の整形外科を受信しました。
医師が言うにはリウマチから来ている膝痛の可能性があるとのことで、X線、エコー検査、血液検査をうけました。私にはリウマチなど想像もしていませんでした。
一週間後に再診したところ、初期のリウマチである。まだ治療は開始しなくてもいいが3か月ごとに血液検査をして経過観察をする必要があるので3か月後にまた検査します。とのことでした。
かなり強い炎症反応が出ているのでおそらく遺伝によるものだろうといわれました。しかし、母方にも父方にもリウマチになった者は聞いたことがない。と返答しました。すると、昔はリウマチの検査が発達していなかったので見過ごされた人がいたに違いないと思われますと医師に言われました。
いきなりリウマチと言われたので仰天してしまいました。しかち自分なりにネットで調べたところによると、リウマチ因子が17Hで少し高いだけで、CCP抗体も1.6未満CRP定量も正常値で、かなり強い炎症反応など無いだろうと、その医師に対し不信感を持ち始めております。
経過観察をしていかなければいけないほどの血液検査のデータと言えるのでしょうか?

回答

確かに、あなたのおっしゃる通り、炎症所見は全くなく、リウマチの活動性は認められません。

検査データを拝見すると、抗CCP抗体は陰性ですが、リウマチ因子のみが陽性ですので、リウマチの体質は持たれているようです。
しかし、リウマチ因子が陽性でも、10人中8人は、リウマチを発症しないと言われています。

リウマチの体質があるだけで、炎症もなければ、定期的に検査をする必要も、予防的な治療も、全く必要ありません。
痛みが出た時に血液検査をし、全身の炎症を表すCRP と、関節の炎症を表すMMP-3を調べることを勧めます。
CRPとMMP-3どちらも上昇した時には、リウマチの治療が必要になります。

補足になりますが、検査データをみると、LDHが低値ですので、疲労が取れにくいタイプのようです。
また、糖分の摂りすぎで、中性脂肪が高くなっているようです。
炭水化物などの摂りすぎに注意してください。

リウマチSOSにてご相談の際は、検査データをお送りください。検査データがあれば、的確なアドバイスができます





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執筆者プロフィール

篠原 佳年(しのはら よしとし)

1950年生まれ、徳島県池田町出身。岡山大学医学部大学院卒業後、岡山大学部第三内科を経て、現在、医療法人わいわい・クリニック理事長、医学博士。
膠原病、主に関節リウマチを専門としている。一早く生物学的製剤アクテムラを導入し、全国から多くの方が来院。現在まで約700例の実績。

その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。



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