リウマチの炎症がないのに治療を受けることは、命がけでリスク大
血液検査では炎症がないのに、リウマチ因子が陽性ということだけで、治療を始めてしまうドクターが数多くいます。
①エコーで炎症がみられる
②リウマチと同じ初期症状が出ている
③リウマチ因子や抗CCP抗体が高値なので、今のうちに予防しましょう
④「リウマチが出ないよう、何とかしてほしい」という患者さんからの要望
などを理由に、簡単に劇薬のリウマトレックスやプレドニンを処方するドクターが以前から多く、今でも後を絶つことなく、それが繰り返されています。
しかしこのような治療は、私からみれば犯罪に近い、間違った治療です。そのため、一刻も早くやめてほしいと思っています。
炎症がないということは、自分の免疫力でリウマチの発症を抑えているということです。
そこにリウマトレックスなどの免疫抑制剤での治療を始めてしまうと、発症を抑えている免疫細胞がダメージを受け、かえってリウマチの発症を早めてしまいます。
このことを多くのドクターは理解していません。
それだけでなく、リウマトレックスなどによる副作用のリスクは高く、炎症もないのに治療をするということは、全く意味がなく、命がけの治療だということを、知っておいてください。
※リウマトレックスやプレドニンについては こちら
炎症がなければ、治療は必要ない
リウマチを心配して病院に行かれる方、治療を始める方、ご自身の血液検査の結果を気にしてみてください。
また、ご家族やお友達など、身近な人がリウマチと診断されたら、
「炎症があったの?」と聞いてみてください。そして、
「炎症がなければ、治療は必要ないんだよ」と教えてあげてください。
再度お伝えします。
リウマチの体質があったとしても、炎症がなければ、治療は必要ありません。
どんなに痛みがあっても、『炎症』がなければ、それは病気とは関わっていません。
大半は、『使い過ぎ』か『老化による変形性関節症』です。