私は常々、炎症(CRPとMMP-3の上昇)がなければ、リウマチ因子などが陽性であっても、治療は必要ないことを述べてきました。
しかし、血液検査で炎症がなく、リウマチでないことがわかっている人たちに、関節エコーをされるケースが多くみられます。そのケースのほとんどが、炎症があると言われ、即リウマチの診断がつき、治療を始められています。このケースを幾度となく診てきましたが、これは間違っています!
みなさん、よく考えてください。
血液検査に異常がないということは、CRP(-)なので急性炎症がありません。
熱もなく、身体に影響もありません。
身体に影響がないのに、何を調べるというのでしょうか。
ほとんどのケースが誤診なので、そのことについて詳しく説明したいと思います。
【ケース1】
リウマチ因子や抗CCP抗体が陽性で、炎症がない(CRP(-))場合、決まって関節エコーをされると思います。そして炎症があると言われ、ほとんどの場合リウマチと診断され、治療を開始されているようです。
専門家でもご存知ない方がいますが、関節エコーでの炎症は、実は血液検査で、
滑膜炎を表すMMP-3の上昇でわかります。
ああああああそのため、エコーで炎症があると言われたら、必ず血液検査でMMP-3を調べて
もらってください。
【MMP-3が上昇している】
ということは、慢性の滑膜炎があるだけなので、当然リウマチは発症していません。
CRPが(-)なので、急性の炎症がなく、身体には全く影響がない状態です。
痛みがあれば消炎鎮痛剤を使用し、痛みがなければ経過観察で良いと、私は思っています。
【MMP-3が正常値】
関節エコーでの炎症は、本当かどうか怪しいと思います。
リウマチの発症はありませんので、当然治療は必要ありません。
【ケース2】
リウマチ因子・抗CCP抗体・CRPすべて陰性。関節エコーのみで炎症を指摘され、リウマチと診断され治療が開始されるケース。この時も必ずMMP-3を調べてください。
【MMP-3が上昇している】
慢性の滑膜炎があるだけです。
CRP(-)ですので、急性の炎症がないので、身体への影響もありませM。
痛みがあれば消炎鎮痛剤を使用し、痛みがなければ経過観察で良いと思います。
(血清反応陰性関節リウマチも同様の検査データとなりますが、
こちらも急性の炎症がないため、
従来のリウマチの治療は必要なく、経過観察で良いと私は思います)
【MMP-3が正常値】
関節エコーでの炎症は、本当かどうかあやしいと思います。
リウマチはありませんので、当然治療の必要はありません。


