質問
<10代 男性> リウマチ因子(+)、抗CCP抗体(+)、CRP 0.71、MMP-3 84.6
7月に息子の手指の腫れと痛みについてご相談させていただき、ご回答いただきました。
その節はありがとうございました。
篠原先生からいただいたアドバイスで、炎症反応はない為リウマチ以外の別の病気がないか手外科専門医に診ていただきました。
冷えからくるものかもしれないと手袋をはめて温めて様子をみましたが、手指関節の腫れも痛みもひかないことと、血液検査の結果から、CRPとMMP3の数値がが少しずつ上がっていることで、担当医師も慎重に考えて下さった結果、10/10からリウマトレックスの服用の開始となりました。
しかし、篠原先生の、リウマトレックスなどの免疫抑制剤、劇薬は使用しない、アクテムラの使用で炎症を止めることが治療との文面が頭から離れず、また本人がちょうど風邪を引いたことで昨日の服用開始をストップしたところです。
調べて行くと、アクテムラの副作用として、感染症にかかっていても数値や発熱に出にくいとのことで、より注意が必要とのことも目にしましたが、明らかに副作用がリウマトレックスよりも少ないと思いました。
関節リウマチの治療が必要かどうか、また、その治療方法に、篠原先生のご回答、どうぞよろしくお願いいたします。
回答
CRPとMMP-3が上昇してきているとのことですが、CRPは(±)のレベルで、ちょっとした体調の変化でも上昇します。
MMP-3は120以下の正常範囲内です。数値の変動は、検査誤差範囲です。
リウマチの体質をもたれていても、CRPとMMP-3は同時に上昇していませんので、当院では、リウマチの活動性はなく、治療は必要ないと考えます。
もし、知らない間に病気が進行していたら、当然時間の経過とともに、血小板が上昇し、貧血が起きますが、それも一切ありません。
そのため、リウマチは発症しておらず、成長期に伴う関節痛などではないかと思われます。
今は自分の力で、リウマチの発症を抑えているということです。
それなのに、元は抗がん剤で免疫抑制剤のリウマトレックスを服用すると、自分の免疫も抑制されてしまい、リウマチの発症を早めてしまうことがあります。
今、リウマチはおきていませんので、リウマトレックスのようなリスクの高い薬を飲む必要はありません。
アクテムラは副作用は少ない抗炎症剤です。
リスクが少なくても、今は炎症がありませんので、アクテムラを使う必要性も全くありません。
リウマチはおきていないのに、リウマチと診断し、必要のないリウマトレックスを投与する、その診断も治療も不適切であると考えます。
炎症がないのに、リウマチの体質があるだけで治療を始める病院があまりにも多く、どこに行かれても、同様の診断されるのではないでしょうか。
リウマチ因子や抗CCP抗体が陽性ということで、心配はあると思います。
ドクターの意見ではなく、お送りした資料を参考にしていただければ、ご子息の病気が出たかどうか、ご家族で判断していただけるのではないかと思います。
リウマチの治療は、炎症を抑えることです。
炎症がなければ、治療は必要ありません。
予防の治療も必要あません。
このことを、ご理解いただければと思います。
リウマチSOSにてご相談の際は、検査データをお送りください。検査データがあれば、的確なアドバイスができます






