糖尿病の持病もあるのに、プレドニンが処方されました。糖尿病が悪くなるのではないかと思うと、心配でたまりません。

質問

<60代・女性>
60歳を過ぎてから、糖尿病を発症し足と手のこわばりがあったらため整形で診てもらったリュウマチと診断され、1年くらい診てもらって、痛みは無くなりましたが検査の検査は平常にならなくて数値が少しあったため、強い薬を進められる様になり、痛みが無くなっていたのもあって行かなくなりました。その1年くらいたってから又前と同じ症状になり、他の病院に行っているのですが、3年くらい通っているのですが、中々思う様に数値が下がらなくて最近は強い薬ばかり勧められます。糖尿病もあるので心配です。8月の検査でcrp1.54mmp-3.521になりプレドニゾロン5ミリを出され、それでも下がらない時は、エンブレルと言われどうして良いかわからなくています。糖尿病があるため飲んでません。

回答

あなたには、糖尿病とリウマチがあることがわかりました。
糖尿病の治療に関しては不明ですが、CRPが上昇し、MMP-3も非常に高いので、リウマチの治療はうまくいっていないと考えらえます。
早急に治療の開始、もしくは変更する必要があると思われます。

プレドニン(プレドニゾロン)は、リウマチでは原則的に使用しません
(使用するとなると、緊急時に一定期間のみ)
糖尿病があるのであれば、なおさら使用しません。

エンブレルを勧められたということですが、生物製剤で治療するのであれば、万人に効果が期待できるアクテムラで治療をすることをお勧めします
アクテムラは単独で効果がありますので、一番安全だと私は考えます

リウマチSOSにてご相談の際は、検査データをお送りください。検査データがあれば、的確なアドバイスができます





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執筆者プロフィール

篠原 佳年(しのはら よしとし)

1950年生まれ、徳島県池田町出身。岡山大学医学部大学院卒業後、岡山大学部第三内科を経て、現在、医療法人わいわい・クリニック理事長、医学博士。
膠原病、主に関節リウマチを専門としている。一早く生物学的製剤アクテムラを導入し、全国から多くの方が来院。現在まで約700例の実績。

その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。



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