質問
<30代・女性>
リウマチ因子(-)、抗CCP抗体(-)、CRP 0.04、MMP-3 21.8
7月に左手の中指のこわばり、痛みが出て、右手にも現れたため整形外科にて血液検査して、リウマチは陰性でした。でも、その後も痛みは消えず、だるさ、倦怠感などひどくなり、足の裏、手首の関節、手の親指、人差し指など複数の関節痛がみられたため、9月にリウマチ科に紹介してもらい、詳しく検査しました。
リウマチ科でも、血液検査は全て陰性でした。しかし、関節エコーに炎症が複数みられたため、早期のリウマチとの判断で朝イグラチモド1錠の服用が始まりました。
1ヶ月後の10月は、倦怠感はないが、まだ朝のこわばりや関節の痛みがあるので、朝夕の1日2錠に追加になりました。
服用を始めてから、だるさはなくなったが、まだ痛みはあります。本当にリウマチなのか、半信半疑です。
早期のリウマチであるなら、薬を辞めるのは怖いですし、リウマチでないならこの痛み、だるさは一体なんなのか、不安です。
回答
あなたは、
リウマチ因子や抗CCP抗体が陰性ですので、リウマチの体質は持たれていません。
CRP 0.04、MMP-3 21.8ですので、炎症所見は全くありません。
関節エコーで異常があれば、MMP-3は上昇します。
MMP-3 21.8と全くの正常値ですので、関節エコーでの炎症も疑わしいところです。
データ異常は全くないので、治療は必要ありません。
今ある症状は、リウマチとは一切関係ありません。
リウマチSOSにてご相談の際は、検査データをお送りください。検査データがあれば、的確なアドバイスができます