質問
<70代・女性>
プレドニン投与により、CRPが4.79から0.54に下がりました。
リウマトレックス4粒+1日にプレドニン10㎎と出ていましたが、リウマトレックス4粒+1日にプレドニン7.5㎎の処方となり、次回の受診まで服用する事になっています。
次回受診の折、CRPが改善されている場合、プレドニンを少しづつ減薬していく事になるのだろうと思っています。
今の主治医は、CRPが4.79から0.54に下がった時点で、プレドニンを1日に朝1㎎、夜0.5㎎にしようかと、私に聞いてこられました。プレドニンを1日10㎎から、いきなり1.5㎎にしても良いのかと、疑問を投げかけたら、1日7.5㎎のプレドニンが出ていました。
何か、信用できない、本気誠実に患者の体の事を考えてくれているのかと、疑問を持ってしまいます。
次回のプレドニンの処方が心配で、心配でなりません。
回答
あなたの場合、病名がはっきりしていなので、リウマチ性多発筋痛症なのか、関節リウマチなのか、そちらを先に特定することが必要かと思われます。
抗GAL欠損IgG抗体を調べ、陽性であれば関節リウマチ、陰性であればリウマチ性多発筋痛症となります。
病名が決まれば、その病気に対する治療、となります。
リウマチ性多発筋痛症であれば、リウマトレックスは必要ありません。
保険の適用があるのは、ステロイドとなります。
プレドニンの減量についてですが、効いた(CRPが下がった)からすぐ減量するのではありません。
効いているなら、その量をしばらく(1か月や半月の単位で)継続し、少し減量する。
その量で炎症がでないのであれば、その量をしばらく継続。
というように、少しずつの減量と継続を繰り返し、あなたの炎症を抑える量にしていき、完治を待つことになります。
高血圧、糖尿病、緑内障、不眠、骨粗鬆症などの副作用が出てくれば、ステロイドは使いにくくなります。
リウマチSOSにてご相談の際は、検査データをお送りください。検査データがあれば、的確なアドバイスができます