どんどん薬が強くなるのではないかと不安でたまりません。②

質問

<10代 女性>
14才(中学2年生)女子のことでご相談です
現在右足甲の骨髄浮腫はあり、痛くて歩くのも辛い状況です。それをステロイド注射で抑えることに関してはどのようにお考えですか?

リウマチの体質持っている場合、どのようなことに気をつければ発症せずに過ごせる可能性があるのか、スポーツ外傷からリウマチを発症することがあるのか、またもし足の痛みが治った際に、今後リウマチを発症させないために激しい運動は避けた方が良いのか、など、アドバイスいただけると嬉しいです。

回答

ステロイド注射ですが、1~2回であれば問題はないと思われます。
複数回になると、骨破壊につながりますので、ご注意ください。

原則的にリウマチの発症を予防する方法はありません。
「過度なストレスがかかったり、日光に当たり過ぎると、免疫力が落ちて発症しやすい」と言われることもあります。
しかし、多くの患者さんを診てきましたが、決してストレスがかかった人ばかりではありません。
いつ発症するのかは、誰にもわかりません。
リウマチ自体が発症すするかどうかもわかりません。
また、発症したとしても、今はよくなる治療があります。
まだ起きてもいないのに、過剰に心配する必要はないと思われます。

足に関して何かあるようであれば、当院では足の専門家である先生に診てもらうことをお勧めしています。
その先生は、オーソティックスソサエティー認定フットケアトレーナーAライセンスを持たれています。
お住まいの地域にもそのような先生がいらっしゃると思いますので、探されてみてはいかがでしょうか。
足を診てもらうときには、お子さんが「若年性特発性関節炎」の体質をもたれていることには、触れないほうが良いと思います。

リウマチSOSにてご相談の際は、検査データをお送りください。検査データがあれば、的確なアドバイスができます





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執筆者プロフィール

篠原 佳年(しのはら よしとし)

1950年生まれ、徳島県池田町出身。岡山大学医学部大学院卒業後、岡山大学部第三内科を経て、現在、医療法人わいわい・クリニック理事長、医学博士。
膠原病、主に関節リウマチを専門としている。一早く生物学的製剤アクテムラを導入し、全国から多くの方が来院。現在まで約700例の実績。

その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。



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