質問
<70代 女性> リウマチ因子(+)、抗CCP抗体(-)、CRP 0.19
昨年の秋口に大掃除をし、その1週間後から右手親指が腫れて痛くなり、曲げることはできても
伸ばすことができません。
年末に整形外科でばね指と言われ、塗り薬を処方されました。
当初あった瓶の蓋が開けられなかったり、箸が持ちにくいという症状は現在は軽くなってきています。
ただ指の腫れと関節の赤みが3ヶ月過ぎても治らないため、リウマチが心配になり(身内にリウマチ患者はおりません)リウマチ内科で検査を受けました。
レントゲンでは異常は見つかりませんでしたが、血液検査で初期のリウマチとのことでした。
治療をするならメトトレキサートの服用とのことです。
現在、指の関節の赤み、腫れ、時々痛む(痛み止めを飲むほどではない)、指を反らすことができないという症状なので、痛みが強くなったら治療を開始することなりました。
このまま放っておいて悪化したら怖いという思いと、メトトレキサートの服用で指が動くようになるのかも心配です。
回答
【リウマチの体質の有無】
データを拝見すると、
あなたは、抗CCP抗体は陰性ですが、リウマチ因子は陽性ですので、リウマチの体質をもたれていることがわかります。
ただし、リウマチ因子が陽性でも、10人中8人はリウマチを発症しないと言われています。
【炎症の有無】
リウマチの活動性があるかどうか、治療が必要かどうかについては、全身の炎症を表すCRPと、関節の炎症を表すMMP-3を調べます。
リウマチの治療は、炎症を抑えることです。
CRPとMMP-3どちらも上昇した時のみ、治療が必要になります。
あなたの場合、MMP-3は調べられていませんが、CRPは正常値です。
そのため、今は、リウマチの活動性はないと思われますので、治療の必要性はありません。
予防の治療も、早めの治療も必要ありません。
メトトレキサートは元は抗がん剤で、危険でリスクの高い薬です。
痛み止めでもありませんし、服用して指が動くなるような薬でもありません。
リウマチが発症していない限り、全く必要のない薬です。
今感じておられる症状は、リウマチとは関わっていないと思われ、
①加齢
②手指の酷使
など、手指の軟骨が減り、隙間が狭くなっていることが主な原因ではないかと思われます。
リウマチSOSにてご相談の際は、検査データをお送りください。検査データがあれば、的確なアドバイスができます



