抗CCPがこんなにあがっていてもリウマチとして治療はしてもらえないんでしょうか?

質問

<50代 女性>
姉の相談です。
今年初め頃から関節が痛みはじめたようです。
朝は手のこわばり第2関節の痛み、手背のむくみもあり曲げられず、最近では顔も洗えない程痛みが強くなっているようです。
整形外科と総合病院の整形で診てもらっているようですが、リウマチとは言えないと湿布と痛み止めだけで様子をみている日々で痛み止めも効かず最近では手首までが痛くなり朝は何も出来ないようです。
抗CCPがこんなにあがっていてもリウマチとして治療はしてもらえないんでしょうか?
もっと大きな膠原病内科に紹介してもらってと言ってもなかなか紹介してもらえないようです。

回答

検査データを拝見すると、
リウマチ因子は陰性ですが、抗CCP抗体は陽性ですので、リウマチの体質をもたれています。

リウマチは、リウマチ因子が高いから、抗CCP抗体が高いからと言って、治療をするのではありません。
CRPとMMP-3が共に上昇した時は、治療の対象になります。

お姉様の場合、CRPは0.81と上昇してきています。
MMP-3も正常値ではありますが、上限ぎりぎりまで上昇しています。
その他、血沈やC3の上昇や、症状と併せてみても、リウマチが起き始めていると思われますので、治療を始める段階に入っていると思います。

紹介状が必要であれば、整形外科からではなくても、かかりつけの内科に紹介状を書いてもらうことも可能だと思います。
また、紹介状がなくても、有料にはなるかと思いますが、ご自身で連絡をして、診てもらうことはできると思います。

リウマチSOSにてご相談の際は、検査データをお送りください。検査データがあれば、的確なアドバイスができます





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執筆者プロフィール

篠原 佳年(しのはら よしとし)

1950年生まれ、徳島県池田町出身。岡山大学医学部大学院卒業後、岡山大学部第三内科を経て、現在、医療法人わいわい・クリニック理事長、医学博士。
膠原病、主に関節リウマチを専門としている。一早く生物学的製剤アクテムラを導入し、全国から多くの方が来院。現在まで約700例の実績。

その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。



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