- 『新型コロナウイルス感染症』について
アクテムラを感染初期から投与がベスト
(ワクチンができるまで) -
新型コロナウイルス感染症の治療には肺炎を阻止するアクテムラが効く
(2週間経てば、自分のコロナ抗体でウイルスを排除できる)
・アクテムラは10年前から抗リウマチ薬として世界中で使われていて安全
・抗ウイルス薬はまだ承認されておらず、副作用が未知数「アクテムラ」初期感染者への治験の提言
新型コロナウイルス問題を解決するために、
1.医療従事者の負担を軽減し
2.感染者の重症化(20%)を防止し
3.医療崩壊を未然に防ぐ可能性があります。
新型コロナウイルス感染症に、海外で治験が始まった「アクテムラ(日本製の抗リウマチ薬)」が、アビガンとともに期待されています。
臨床医として10年間、500人程の「アクテムラ」リウマチ治療経験から、感染初期からの治験を提言します。
医療法人わいわいクリニック
理事長 篠原佳年関連書籍
[アクテムラ]がコロナ禍を救う!
イギリス、そしてアメリカFDAが緊急許可ー重症化に至る、
☆☆☆血栓とサイトカインストームを防ぎ、変異株にも左右されないクスリ著者:篠原佳年 出版社:知玄舎
新型コロナウイルス感染によりお亡くなりになった方々に心からお悔やみ申し上げます。
臨床医として治療を応援したい気持ちはやまやまでしたが、未知の感染症のため、さまざまな制限があったことをご了承下さい。
一連の騒動を日々見守ってきましたが、この度の治療における薬については、大阪の医療機関で重症者に「アクテムラ」という抗リウマチ薬の効果があったことを聞き及び、普段からリウマチ治療に使ってきた「アクテムラ」が、重症肺炎に効くことを知りました。そのことは、ある程度予測していたことではありましたが、実際に効いたというニュースには驚き、10年500人ほどに投与してきた経験で、なんとか役にたてないものかと提言書などを作成し、本書を「緊急提言」として急遽上梓することにしました。
原稿を書き上げた最後の段階で、感染した方が重症したときに、「アクテムラ」を投与して劇的に改善したニュースを知り、「アクテムラ」を肺炎の可能性がある軽傷~中等症で投与すべき主張が、間違ってはいないと確信しました。「アクテムラ」は、重症化してからではなく、重症化させないために準備すべきです。
その備えができていれば、今後の次なる禍(第2波、第3波)にも、さらに未知のウイルスパンデミックでも、軽症から中等症での見極めで「アクテムラ」を投与したなら、重症化に至るケースを少なくでき、医療リソースの消耗を防げるはずです。ワクチンや抗ウイルス薬の開発も大事ですが、サイトカインストームによる重症化を防ぐことができる薬「アクテムラ」を備えるべきこと、提言いたします。
アクテムラの早期投与が命を救う!
新型コロナ感染症、特にPCR陽性患者、軽症・中等症患者にアクテムラの早期投与を!!
私は昨年5月『アクテムラでサイトカインストームを抑え、重症化を防ぐべき』と本で緊急提言しましたが周知されませんでした。
しかし先日「イギリスで重症コロナ患者にアクテムラを投与することで死亡率が下がった」と報道されました。現在ワクチン接種が始まっていますが、変異種ウイルスが増加していて、先が不透明です。
私はここでもう一度声を大にして『アクテムラの早期投与が、サイトカインストームの発症を阻止する』ということを提言したいと思います。緊急提言
コロナ陽性で自宅、ホテル、施設等で待機・療養中の方々へ
①パルスオキシメーター(レンタルもあり)で1日2回はチェック。
普段正常なのに、95以下であれば肺炎の発症の可能性があるので、保健所等に至急連絡し、肺CTや血液検査を依頼すべき。
②血液検査には、CRP、D-ダイマーの検査が必要。
CRP上昇であればコロナ肺炎の発症やサイトカインストームの可能性があり、至急治療が必要。D-ダイマーが異常値であれば、血栓症の発症を意味し、至急コロナ治療病院への入院を依頼すべき。(軽症で療養中の方も同様)
―アクテムラの早期投与が、サイトカインストームと肺炎の重篤化を阻止する―
2021年3月9日 追記
関連ページ
・新型コロナウイルスの治療薬として、抗リウマチ薬「アクテムラ」(トシリズマブ)の早期投与を提言
関連資料(PDF)
・別紙:アクテムラが新型コロナ肺炎に効く可能性(自説).pdf(1867KB)
関連サイト
・中外製薬:アクテムラ、新型コロナウイルス肺炎を対象とする臨床試験の実施につき、ジェネンテックがFDAの承認を取得 – 2020/03/24
・中外製薬:アクテムラ、新型コロナウイルス肺炎を対象とした国内第III相臨床試験の実施について – 2020/04/08
・中外製薬:ロシュ社による、新型コロナウイルス感染症を対象としたアクテムラのCOVACTA試験最新情報の提供について – 2020/07/29
・中外製薬:COVID-19関連肺炎による重症入院患者を対象としたアクテムラの 第III相COVACTA試験の最新情報について – 2020/07/29
・中外製薬:新型コロナウイルス感染症を対象としたアクテムラのEMPACTA試験に関するロシュ社プレスリリースについて – 2020/09/18
・中外製薬:第III相EMPACTA試験で、COVID-19関連肺炎による入院患者において、 アクテムラが人工呼吸器が必要となる可能性を低下させる – 2020/09/25
・中外製薬:新型コロナウイルス感染症に伴う肺炎を対象としたアクテムラの国内第III相臨床試験結果について – 2021/02/09
・中外製薬:アクテムラ、成人の全身性強皮症に伴う間質性肺疾患において肺機能低下の進行を遅らせる初めての生物学的製剤として米国FDAが承認 – 2021/02/09
・中外製薬:重症新型コロナウイルス感染症に伴う肺炎患者を対象としたアクテムラとレムデシビル併用の第III相REMDACTA試験の最新情報について – 2021/03/11
・中外製薬:アクテムラ、新型コロナウイルス感染症による入院患者を対象とし、ジェネンテックがFDAの緊急使用許可を取得 – 2021/06/25