RF、抗CCP抗体、抗核抗体すべて(-)でしたが、レントゲン所見で血清反応陰性関節リウマチとの診断で、リウマトレックスとフォリアミンを処方されました。薬に抵抗があります。

質問

59才、女性です。
膝の痛みと腫れがあり、整形外科を受診しました。その半年程前より、朝の手のこわばりなど気になっていました。手、足の指、膝等のレントゲンを撮り、リウマチが疑わしいと診断され、血液検査もしました。
CRP0.61(1+)
RF13
抗シトルリン化ペプ0.5未満
抗核抗体40未満
マイナスでしたが、レントゲン所見で血清反応陰性関節リウマチとの診断で、メトトレキサート2mgを朝3錠(週1回)と、フォリアミン5mg(週1回)を処方されました。
しかし、普段からめまいがちで、薬を飲むとクラクラするため躊躇っていて、内科のかかりつけ医の先生に相談したところ、血液検査をしてもらい、プロテイナーゼ-3が94.7だったため リウマチで間違いないかもと言われました。
親族にリウマチは叔父のみです。
他に、脂肪肝、高血圧、高脂血症、糖尿病、胆石があります。
現在の飲用薬は、カンデサルタン8,パントシン、クレストールです。
治療を始めた方が良いのでしょうか?
母親がステロイド薬(プレドニン)を長期に飲み、副作用に苦しんでいたのを見ていたので、薬に抵抗があります。
どうぞよろしくお願いします。

回答

関節リウマチと診断するためには必ず抗GAL欠損IgG抗体が陽性か確認する必要があります。
陰性なら関節リウマチではありません。

RF、抗CCP抗体、抗GAL欠損IgG抗体がすべて陰性で、CRP、MMP-3が上昇している場合は、中高年の女性に多いリウマチ性多発筋痛症が疑われます。
しかし、CRP、MMP-3が軽度上昇しているのみなので、変形性関節症に伴う軽度の炎症かもしれません。
一度、違う専門医を受診されることをお勧めします。
(膝などに関節液がたまっていればその関節液の白血球、たんぱく質を調べると、老化に伴った変形性関節症によるものか、またはリウマチのような炎症性疾患によるものか、区別はできますが…)

できればご来院いただければ一番簡単なのですが、結果が出たらまたご相談いただければと思っています。

その他よくある質問

  1. 回帰性リウマチという病気があるのを知り心配です。

  2. 「リウマチの治療はじめる?」と言われました。治療を始めた方が…

  3. 「間違いなくリウマチです」という感じではなかったので、副作用…

  4. 数値ではなく医者の経験を信じて治療に入るのも怖いです。

  5. 「ひどい炎症」が招いた『心筋梗塞』 

  6. リウマチでもないのに、一生続けなければいけない薬を飲み続けな…

交通アクセス

わいわいクリニック 外観写真

〒710-0133 岡山県倉敷市藤戸町藤戸2-10
TEL / 086-428-8525
受付時間 / 8:30~11:00 14:00~17:00(土曜 13:30~15:00)
休診日 / 木曜・日曜・祝日

診療時間
9:00~12:00 休診休診
14:30~17:30 休診休診

☆印の土曜日午後は 14:00~16:00 外来(相談)

PAGE TOP