質問
<30代 女性>
こんにちは、悩みで寝れない程の日々を過ごしており色々検索する日々で、やっとの思いでこちらに辿り着き相談させていただきました。
約半年前に仕事で力作業ということもあり、右腕を痛めました。
なかなか治らない為整形外科を受診しましたが、筋肉を痛めているということでした。
仕事を長期で休むことがない為なかなか治りにくいとのことでしたが、知人がリウマチということもあり心配になり念のため血液検査をお願いしたところ、リウマチの反応があり総合病院の免疫内科に受診することになりました。
発覚時の血液検査、添付した総合病院の血液検査の主な数値の違いはありますが、
CRP 1.06→1.41
RF 76→55
抗CCP 229.1→107あります。
最新の検査結果添付致します。
主治医からリウマチの病気のことや薬のこと、今後のことなど全て丁寧な説明もなく、また心配になるようなことばかり言われ精神的にまいってしまい治療において前向きになれません。
また整形外科ではリウマチによる腕の痛みではないと言われておりますが、免疫内科では触診などは一度でエコーもなく多分その時はその症状だっただけで今は違うじゃないですかとだけ言われ、双方こ意見の違いも気になります。
免疫調整剤、抑制剤を飲むことの不安もかなりあります。
もう今のような生活ができず引きこもらないといけないのか、人と会えないの、体調は悪くなるのかなど前向きになれずどんどん精神的に病んでおります。
腕の痛みがもしリウマチでなくても治療をして良いのか、薬の心配などがあり相談させていただきました。
長くなりましたが宜しくお願い致します。
回答
まず検査からみると、
リウマチ因子(+)、抗CCP抗体(+)ですので、リウマチの体質をもたれています。
関節の炎症を表すMMP-3が正常値の約2倍に上昇し、全身の炎症を表すCRPも1.41と明らかに上昇していますので、
軽度~中等度のリウマチの活動性があり、治療が必要な状態です。
腕の痛みは関係なく、炎症所見が明らかですので、治療が必要です。
処方されたサラゾスルファピリジンは、リウマチにはあまり効果がないと思われます。
不安は、知らないことから起こります。
最近出版しました『リウマチを止める』では、リウマチがいかなるものか、治療の必要性や、必要な場合どんな治療がベターなのかなど、わかりやすい内容になっています。ぜひご一読ください。
リウマチSOSにてご相談の際は、検査データをお送りください。検査データがあれば、的確なアドバイスができます