質問
RFと抗CCP抗体が陽性で「リウマチの体質は間違いないが、リウマチ的な炎症はまだない。将来的にリウマチになる可能性は高い。今から治療を始めても良いが、いますぐ開始しなくても良い」と言われました。
いますぐ治療はするべきでしょうか。
回答
炎症がないのであれば、いますぐ治療をする必要はありません。
リウマチ因子(RF)や抗CCP抗体があったとしても、CRPやMMP-3の上昇がなければ、治療をする必要はないのです。
炎症もないのに治療をすれば、あなたの身体とってリスクはあっても、メリットはありません。
あなたの力で抑えているリウマチまで発症させてしまう危険性が非常に高いのです。
またリウマチに関しては、予防的な治療はありません。
質問
9年前よりリウマチ性多発筋痛症で治療しています。
現在プレドニン5㎎内服していますが、CRP:1.55、MMP-3:201.2、首や肩に痛みがあります。
回答
CRPやMMP-3の上昇がみられます。
今の治療では効果不十分だと思われます。
プレドニンの増量、もしくは治療方針の変更が望ましいです。
質問
リウマチと診断されました。
血液検査では炎症はありませんでしたが、アザルフィジンとリウマトレックスを処方されました。
リウマトレックスは副作用(吐き気)のため内服困難です。
回答
リウマチは炎症があった時のみ治療が必要となります。
炎症がないのであれば、治療の必要は全くありません。予防的な治療も必要ありません。
しかし残念ですが、まだ大半の病院では炎症を重視せず、リウマチの体質を治そうとし、ステロイド剤(プレドニンなど)や免疫抑制剤(メトトレキサートなど)を使っています。
炎症がなければこれらの薬は、全く効果はなく副作用などリスクしかないのです。
検査で炎症所見がないのであれば、今あなたに痛みがあったとしても、それは自然現象でリウマチとは関係していません。
質問
数年前からリウマチの治療をしています。
寛解状態なので、治療を止めてもいいですか?
回答
膠原病治療の最終目的は「寛解」です。
寛解とは、適切な治療を行って、病状が消失し、血液検査が正常化した状態を言います。
だから、今の治療で寛解状態ならば、その治療を続けるべきです。
質問
リウマチ性多発筋痛症の治療を受けています。
関節リウマチの治療も並行したほうが良いと言われました。
回答
リウマチ因子や抗CCP抗体が陽性で、CRPやMMP-3の上昇があれば、関節リウマチです。
リウマチ因子や抗CCP抗体が陰性で、CRPやMMP-3の上昇があれば、一般的にはリウマチ性多発筋痛症です。
当然、同時に発症することもありません。また並行した治療なども存在しません。
質問
しばらく腱鞘炎でかかっているドクターから、ある日「あなたは私の経験からみて、リウマチの可能性が高い」と言われ、ステロイドが処方されました。
私の検査データはRF(-)、抗CCP抗体(-)、CRP低値です。
薬を服用して症状は若干良くなりましたが、検査データではリウマチはないのに、一個人の経験を基にした治療には不安があります。
正しいのでしょうか。
回答
リウマチの体質がないのであれば、リウマチではありません。
炎症所見がないのであれば、治療は必要ありません。
いかなる場合でも、炎症がなければ、治療は必要ないのです。
検査データからみてもリウマチはないのに、勝手に捻じ曲げて診断・治療することは、到底ありえません。
その他の改善症例につきましては、
院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。
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