数年前からリウマチの治療をしています。寛解状態なので、治療を止めてもいいですか?

質問

数年前からリウマチの治療をしています。
寛解状態なので、治療を止めてもいいですか?

回答

膠原病治療の最終目的は「寛解」です。
寛解とは、適切な治療を行って、病状が消失し、血液検査が正常化した状態を言います。
だから、今の治療で寛解状態ならば、その治療を続けるべきです。

リウマチ性多発筋痛症の治療を受けています。関節リウマチの治療も並行したほうが良いと言われました。

質問

リウマチ性多発筋痛症の治療を受けています。
関節リウマチの治療も並行したほうが良いと言われました。

回答

リウマチ因子や抗CCP抗体が陽性で、CRPやMMP-3の上昇があれば、関節リウマチです。
リウマチ因子や抗CCP抗体が陰性で、CRPやMMP-3の上昇があれば、一般的にはリウマチ性多発筋痛症です。

当然、同時に発症することもありません。また並行した治療なども存在しません。

検査結果が陰性なのに、リウマチと診断されステロイドを処方されましたが大丈夫でしょうか?

質問

しばらく腱鞘炎でかかっているドクターから、ある日「あなたは私の経験からみて、リウマチの可能性が高い」と言われ、ステロイドが処方されました。
私の検査データはRF(-)、抗CCP抗体(-)、CRP低値です。
薬を服用して症状は若干良くなりましたが、検査データではリウマチはないのに、一個人の経験を基にした治療には不安があります。
正しいのでしょうか。

回答

リウマチの体質がないのであれば、リウマチではありません。
炎症所見がないのであれば、治療は必要ありません。
いかなる場合でも、炎症がなければ、治療は必要ないのです。
検査データからみてもリウマチはないのに、勝手に捻じ曲げて診断・治療することは、到底ありえません。

その他の改善症例につきましては、
院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

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