リウマチに関するコラム・改善症例などを紹介
普通のリウマチで困っている方は『リウマチが治った』・『リウマチが治った2』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

なぜ高齢者に多量の免疫抑制剤?

<76歳・女性>
近くの整形外科でリウマチと診断され、プレドニン10㎎とリウマトレックスを1週間に5capを約30年間投与されていた。手足のしびれが増し、何度も感染症を起こしたり、一向にリウマチの症状も改善されず、変形もひどくなったりすることで、心配されたご家族がインターネットで調べ、セカンドオピニオンとして当院を受診。

調べてみると、貧血がひどく、リウマチの活動性は軽度であるが、関節の破壊を表すMMP-3は400超と高値。長期のステロイド投与による多発性神経炎を発症し、リウマチの治療が一向に効果がなかったことが予測された。

関節の破壊がひどくリウマトレックスは中止し、様々な副作用があるのでステロイドは早急に減量し、治療を変更する必要があると考え、新しいリウマチの薬を投与する予定である。

具体的な治療内容 生物製剤療法
副作用・リスク ※ 注射部位反応、上気道感染、肺炎、蜂巣炎、胃腸炎

※ 個人差はありますが、事前検査や上手な自己管理で、極力副作用を抑えることができます。

リウマチの体質があるだけでは治療の必要なし。

<64歳・女性>
平成29年11月、こわばりが時々あるので、近くのリウマチ専門医を受診。リウマチ因子、抗CCP抗体ともに強陽性であったため、すぐにリウマチと診断されて、リウマトレックスを1週間に2cap、プレドニン5㎎を毎日投与されていた。

平成30年1月、「私は本当にリウマチなのか」ということで当院を受診。聞いてみると、薬は怖いということで、リウマトレックスもプレドニンも飲んでいなかった。

検査してみると、確かにリウマチ因子、抗CCP抗体は強陽性ではあるが、CRPは0.05以下と炎症所見はなく、滑膜炎を表すMMP-3も正常値。朝のこわばりは、時々みられる程度であった。

リウマチの体質があるだけで、リウマチは発症しておらず、治療の必要はなく経過観察でよいことを患者さんに説明した。

副作用の多いステロイドは離脱。症状は改善。

<81歳・女性>
膝や手の痛みが一向に良くならないので、知人の紹介にて当院を受診。

聞くと、地方の総合病院のリウマチ科にて、約10年間リウマチの治療を受けていた。高齢にもかかわらず、1日にメドロール1.5錠(ステロイド)、ケアラム(25㎎)1錠を処方されていた。さらに痛み止めなどたくさんの薬(約14種類)も使われていて、糖尿病と骨粗鬆症を合併していた。

炎症を表すCRPはマイナスであったが、滑膜炎を表すMMP-3のみ上昇していた。糖尿病と骨粗鬆症と滑膜炎は、ステロイドの長期投与によるものと考え、アクテムラ(皮下注射)に治療を変更し、ステロイドは減量~離脱できた。MMP-3はすぐに正常化して、合併していた糖尿病は消失し、骨粗鬆症は改善傾向にある。

具体的な治療内容 生物製剤法
副作用・リスク ※ 注射部位反応、上気道感染、肺炎、蜂巣炎、胃腸炎

※ 個人差はありますが、事前検査や上手な自己管理で、極力副作用を抑えることができます。

リウマチの体質があるだけで治療するのは間違っている。

<60歳・男性>
治療歴は約7年。初診は他県のリウマチ専門病院で、リウマチと診断されてから多くの量のリウマトレックスを投与されていた。その後、転勤を繰り返し、大学病院やリウマチ専門病院を受診し、治療を継続。当院には平成29年7月来院。来院時には、経過もよく、リウマトレックスは1週間に2capと少量でコントロールできているということで、同様の治療を希望された。

初診時からの検査データを持参されていたので、詳しく調べてみると、リウマチ因子はなく、抗CCP抗体は強陽性、CRPも0.05未満と炎症所見はなく、MMP-3も85.2と正常だった。発症から一度も炎症所見も関節の破壊もなく、抗体を持っていただけで、この7年間一度もリウマチが起きたという証拠がないと考えられ、そのことをご本人に説明し、納得され治療を中止し、3ヶ月後再検査を予定している。

大学病院やリウマチ専門病院で、リウマチが起きていないのにプレドニンや抗リウマチ薬(抗ガン剤)などを投与することは数多くみられることがあるが、それは明らかに間違っている。

本当にリウマチ?  

<56歳・男性>
5~6年前から両手はばね指になっていて、近くの整形外科で治療していた。昨年の秋より、朝のこわばりが出現。その整形外科では「リウマチはない」と言われた。しかし、痛みがあるのでリウマチ専門クリニックにかかった。

リウマチ因子、抗CCP抗体も何もなく、炎症所見もなかったが、関節の異常を指摘されMRIを撮られ、「間違いなくリウマチ」と診断された。1週間にメトトレキサート8capを投与されたが、全く効果がないため中止。「私は本当にリウマチなのかどうか」が知りたくて当院を受診。

当院では、変形性指関節症の特徴的な、ヘバーデン結節、ブシャール結節が認められるのみで、リウマチではないと診断した。当然「治療は必要なし」と伝えた。

リウマチ因子陽性のみ、炎症所見なし。

<50歳・女性>
近くの病院でリウマチと診断され、約7年間アザルフィジン、リマチルという抗リウマチ薬2種類を投与されていた。一向に手の指の関節痛が軽減せず、「本当にリウマチなのか」と当院に来院。

リウマチ因子が陽性なだけで、CRP、MMP-3、関節の炎症は認めず。レントゲンを撮ると、変形性指関節症のみであり、リウマチの治療は必要ないため、投薬は中断。手の指の痛みは、老化(主に遺伝)による変形性指関節症と説明し、ご本人は納得された。

プレドニン減量、活動性消失し、生活改善。

<79歳・女性>
約30年間、全国系列の大学病院で治療を受けていた。一日にプレドニン10㎎、ケアラム(25㎎)1錠投与。間質性肺炎と腎機能障害も合併していた。たくさんの薬を飲んでいるので、薬を減らす目的で来院。

リウマチの活動性は高く、両膝に水が溜まっていて、生活そのものが困難な状態。効果が全くなく、CRP、MMP-3の上昇がみられた。

当院では、治療をアクテムラ皮下注に変更し、CRP(-)、MMP-3も60以下とリウマチの活動性は消失したため、現在ではプレドニンを10㎎から4㎎と減らし、通常の生活が送れるようになっている。

具体的な治療内容 生物製剤療法
副作用・リスク ※ 注射部位反応、上気道感染、肺炎、蜂巣炎、胃腸炎

※ 個人差はありますが、事前検査や上手な自己管理で、極力副作用を抑えることができます。

CRPマイナス、MMP-3正常。リウマチの活動性なし。

<47歳・女性>
左足の裏が痛くて、約8か月前に近くの大学病院のリウマチ科を受診。関節リウマチと診断され、治療開始。メトトレキサート7cap/週を処方され、当院来院時には8cap/週に増え、ヒュミラの皮下注射も加わっていた。

リウマチ因子、抗CCP抗体、どちらも強陽性。持参した検査結果を見ると、初診時よりCRPはマイナス、MMP-3の推移も正常。リウマチの活動性は一度もなく、リウマチの診断基準も満たしていなかった。

当院では治療を中止し、経過観察。その後、リウマチの活動性は認められない。

リウマチ因子、抗CCP抗体、抗GAL欠損IgG抗体全てマイナス。

<53歳・女性>
朝のこわばりで指先を使うと痛くなり、近くのリウマチ専門医を受診。抗CCP抗体、リウマチ因子、抗GAL欠損IgG抗体、全てマイナスで、CRPも0.5以下。MMP-3が26.8と正常。それでも、MRIを撮られ、「リウマチの初期で治療が必要」と言われ、薬を処方された。しかし、「本当に私はリウマチなのか」と疑い、セカンドオピニオンとして当院を受診。

リウマチの活動性も全くなく、リウマチの診断基準も何一つ満たしていないため、「リウマチはではない。当然治療など必要なし」と伝えた。

ステロイド離脱。リウマチの活動性消失。

高齢者に多量の免疫抑制剤はダメ!
<79歳・男性>
全国系列の大学病院のリウマチ科で、悪性関節リウマチとの診断にて、高齢にもかかわらず、プレドニゾロン8㎎/日、プログラフ2㎎/日が処方されていた。胃薬、抗生剤など薬が増え始め、体調が崩れ症状も良くならず、体力低下も著しく悪化するため、当院に来院。

調べてみると、悪性関節リウマチの可能性は乏しく(ほぼなし)、リウマチの活動性のみ上昇していたので、抗リウマチ薬を変更する必要があると伝えた。

初めの来院から約3か月にわたり、圧迫骨折のため入院される。これは、高齢にもかかわらずステロイドの大量投与による、胸椎~腰椎と広範囲の圧迫骨折が出現。来院できない状態であった。

骨折が治癒してから再来院後、アクテムラの皮下注を開始してからやっとステロイドは離脱でき、CRP、MMP-3なども正常化した。リウマチの活動性は消失したため、現在では通常の生活が送れている。他の薬は、骨粗鬆症の薬のみ。

具体的な治療内容 生物製剤療法
副作用・リスク ※ 注射部位反応、上気道感染、肺炎、蜂巣炎、胃腸炎

※ 個人差はありますが、事前検査や上手な自己管理で、極力副作用を抑えることができます。

その他の改善症例につきましては、
院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

書籍について
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