メトトレキサート7錠を飲んでいます。最近、両手のMRIと両手エコーの検査をして経過をみましたが、滑膜と腫…

質問

こんにちは、はじめまして。
私は愛知県に住む54歳女性です。
こちらでご相談してよいものかわかりませんが・・・
お話しを聞いていただくだけでも、と思いメッセージを書いています。
昨年、8月よりリウマチ治療を始めています。
メトトレキサート7錠を飲んでいます。
最近、両手のMRIと両手エコーの検査をして経過をみましたが、滑膜と腫れもあり、シンポニーの注射2本追加することになり一度打ちました。
血液検査は、アルブミン59.1、抗ガラクトース欠損74.1、RF定量128、赤沈1時間7.0、MMP-3は19.2、CRP0.02です。
アルブミンが少ないと言われました。
症状は朝の手のこわばりはほとんどありません。指の腫れはあります。
体の痛みは少しありますが、シンポニーを打った後から、痛む時間が長くなったような気がしています。
その他、自分がいいと思ったSODの健康食品を飲んでいます。
しばらくこの治療でがんばっていけばいいでしょうか。

回答

リウマチ因子(+)、抗CCP抗体(-)、抗GAL欠損IgG抗体(+)ですので、リウマチの体質は持たれています。治療を開始された時のデータは、アルブミン4.4、CRP(-)、MMP-3 正常値ですので、リウマチの活動性はなく、発症していない状態ですので、全く治療の必要性がありません。
しかし、治療を始められている、ということになります。
リウマチの体質をもっていたとしても、CRPやMMP-3の上昇がなければ、治療の必要はありません。
(当院ホームページをご覧いただければと思います。)
今の治療を中止しても、問題はないと思われます。

主治医の先生は、CRPが低く炎症が起きていないのでしばらく様子見で良いとおっしゃるのですが、本当にこのま…

質問

初めまして。よろしくお願いいたします。

昨年秋に人間ドッグでリウマチかもしれないと言われ、四十肩でずっとお世話になっていた近所の整形外科で血液検査をしていただいたところ、リウマチで間違いないだろうとの診断を受けました。

5年ほど前にへバーデン結節と診断されたのですが、その時の血液検査はリウマチ関係は陰性でした。(今通っている整形外科とは違う病院です。)

四十肩の症状がここ3年ほど何度も繰り返し起きていたため、整形外科の先生も少しリウマチを疑っていたようです。

先日の血液検査でCCP抗体が1002となっており、ネットの情報などではCCP抗体が高いリウマチは関節破壊が進むのが早いので、早急に治療を開始した方が良い…という記載が多く不安に思っております。

主治医の先生はCRP定量が0.07と低く、炎症が起きていないのでしばらく様子見で良いとおっしゃるのですが、本当にこのまま様子見で構わないのでしょうか。

症状は朝起きた時の手先のこわばり、指の関節や手首の痛み両肩の痛みなどです。
掃除機やドライヤーなど握ると痛く、手のひらに熱感が出てきます。
倦怠感があり仕事が休みの日は寝ていることが多いです。

1ヶ月前にインプラントの土台を入れたばかりなので、服薬するとなるとそちらとの兼ね合いも心配です。

血沈などは今まで検査していただいたことがないため分かりません。
このまま様子を見ているだけで大丈夫なのかご相談に乗っていただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

回答

抗CCP抗体が陽性ですので、リウマチの体質は持たれています。
しかし、CRP(炎症)が0.07(-)ですので、今リウマチは起きていない状態です。

当院では、原則、炎症がなければ、一切治療はしません。
炎症がでた時点で治療を開始しても、今は非常に効果的な薬があります。
炎症が出た時点でご連絡いただければ、またアドバイスをさせていただきます。

リウマチは遺伝しますか?

質問

リウマチは遺伝しますか?

回答

これまで診てきた患者さんに「血縁にリウマチの方がいますか?」と尋ねたところ、約10人に1人の方が「いる」と答えられました。
免疫異常を起こす原因については現在のところ完全にはわかっていませんが、文献等では遺伝的要因や喫煙習慣、歯周病との関連が指摘されています。

リウマチ治療に副作用の危険はありますか?

質問

リウマチ治療に副作用の危険はありますか?

回答

リウマチ治療で問題なのは、一般的には薬剤の副作用です。
現在の主流は、リウマトレックスという免疫抑制剤や、レミケードやエンブレルといった生物製剤を併用するものです。
そしてこれに、初期段階からステロイドを投与されているケースが数多くみられます。
これらの薬剤は、免疫力を下げるため、絶えず生命のリスクを払い続けていることになります。

当院は、一種類の生物製剤だけを用いた治療を主に行っています。
多剤を併用することはほとんどありません。
導入して10年になりますが、運が良いのか、当院の症例では副作用の頻度が少なく、改善例は非常に多くみられています。

長年リウマチに苦しんできました。改善の期待はできますか?

質問

長年リウマチに苦しんできました。改善の期待はできますか?

回答

当院では、既に700以上の患者様の症例を診てきましたが、多くの改善の結果が出ております。
寛解(リウマチの痛みがなくなり、症状の出ない状態)を実感される患者様もいらっしゃいます。
リウマチの痛みにお困りでしたら、是非一度当院にお越しください。

母がリウマチ治療中に肺炎になりました。まだ治っていないのに生物製剤で治療が再開されましたが、痛む姿は見る…

質問

母がリウマチ治療中に肺炎になりました。
まだ治っていないのに生物製剤で治療が再開されましたが、痛む姿は見るに堪えません。

回答

リウマチ治療中に肺炎になり、1ヶ月治療中止。
その後生物製剤での治療となったということですが、まずは肺炎の治療をすることが先決です。
肺炎が治ってから、リウマチの治療となります。

肺炎が見つかった場合、メトトレキサートはすぐに中止し、肺炎の治療となります。
薬剤による間質性肺炎の場合は、プレドニンでの治療となります。
細菌性の肺炎の場合は、抗生剤での治療となります。
間質性肺炎の場合、レントゲンですりガラス状になっているので、すぐに判別ができます。

その後、リウマチの活動性があるようなら、メトトレキサートを使わない治療となります。

リウマチ体質と言われましたが、まだ炎症はないため治療を始めるべきか迷っています。どうしたら良いですか?

質問

RFと抗CCP抗体が陽性で「リウマチの体質は間違いないが、リウマチ的な炎症はまだない。将来的にリウマチになる可能性は高い。今から治療を始めても良いが、いますぐ開始しなくても良い」と言われました。
いますぐ治療はするべきでしょうか。

回答

炎症がないのであれば、いますぐ治療をする必要はありません。
リウマチ因子(RF)や抗CCP抗体があったとしても、CRPやMMP-3の上昇がなければ、治療をする必要はないのです。
炎症もないのに治療をすれば、あなたの身体とってリスクはあっても、メリットはありません。
あなたの力で抑えているリウマチまで発症させてしまう危険性が非常に高いのです。
またリウマチに関しては、予防的な治療はありません。

9年前からリウマチ性多発筋痛症で治療中ですが、プレドニンを服用しても痛みが治まりません。どうすれば良いで…

質問

9年前よりリウマチ性多発筋痛症で治療しています。
現在プレドニン5㎎内服していますが、CRP:1.55、MMP-3:201.2、首や肩に痛みがあります。

回答

CRPやMMP-3の上昇がみられます。
今の治療では効果不十分だと思われます。
プレドニンの増量、もしくは治療方針の変更が望ましいです。

炎症がないのにリウマチと診断され、リウマトレックスの副作用で困っています。どうすれば良いですか?

質問

リウマチと診断されました。
血液検査では炎症はありませんでしたが、アザルフィジンとリウマトレックスを処方されました。
リウマトレックスは副作用(吐き気)のため内服困難です。

回答

リウマチは炎症があった時のみ治療が必要となります。
炎症がないのであれば、治療の必要は全くありません。予防的な治療も必要ありません。
しかし残念ですが、まだ大半の病院では炎症を重視せず、リウマチの体質を治そうとし、ステロイド剤(プレドニンなど)や免疫抑制剤(メトトレキサートなど)を使っています。
炎症がなければこれらの薬は、全く効果はなく副作用などリスクしかないのです。

検査で炎症所見がないのであれば、今あなたに痛みがあったとしても、それは自然現象でリウマチとは関係していません。

数年前からリウマチの治療をしています。寛解状態なので、治療を止めてもいいですか?

質問

数年前からリウマチの治療をしています。
寛解状態なので、治療を止めてもいいですか?

回答

膠原病治療の最終目的は「寛解」です。
寛解とは、適切な治療を行って、病状が消失し、血液検査が正常化した状態を言います。
だから、今の治療で寛解状態ならば、その治療を続けるべきです。

リウマチ性多発筋痛症の治療を受けています。関節リウマチの治療も並行したほうが良いと言われました。

質問

リウマチ性多発筋痛症の治療を受けています。
関節リウマチの治療も並行したほうが良いと言われました。

回答

リウマチ因子や抗CCP抗体が陽性で、CRPやMMP-3の上昇があれば、関節リウマチです。
リウマチ因子や抗CCP抗体が陰性で、CRPやMMP-3の上昇があれば、一般的にはリウマチ性多発筋痛症です。

当然、同時に発症することもありません。また並行した治療なども存在しません。

検査結果が陰性なのに、リウマチと診断されステロイドを処方されましたが大丈夫でしょうか?

質問

しばらく腱鞘炎でかかっているドクターから、ある日「あなたは私の経験からみて、リウマチの可能性が高い」と言われ、ステロイドが処方されました。
私の検査データはRF(-)、抗CCP抗体(-)、CRP低値です。
薬を服用して症状は若干良くなりましたが、検査データではリウマチはないのに、一個人の経験を基にした治療には不安があります。
正しいのでしょうか。

回答

リウマチの体質がないのであれば、リウマチではありません。
炎症所見がないのであれば、治療は必要ありません。
いかなる場合でも、炎症がなければ、治療は必要ないのです。
検査データからみてもリウマチはないのに、勝手に捻じ曲げて診断・治療することは、到底ありえません。

その他の改善症例につきましては、
院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

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