質問
<50代 女性> RF(+)、抗CCP抗体(+)、CRP 0.02、MMP-3 40
令和7年8月に足の小指をドアの枠にぶつけて、近医の整形外科を受診したところ、小指の基節骨骨折とのことで、薬指とのテーピングで固定するよう指導されました。
約1ヶ月後、固定を外して前足に体重をかけて歩くようになると、指の付け根と足の甲に痛みが走るようになりました。
怪我から2ヶ月経った頃、いつもよりたくさん歩いたところ、足の甲に腫れと痛みが生じ、なかなか腫れが引かなかったため、リウマチの可能性があるとのことで、採血検査とMRI検査をしました。
採血結果は、リウマチ因子が40、抗CCP抗体が85、CRPは0.03でした。MRIの放射線医の所見は、第2中足骨疲労骨折とのことでしたが、主治医は採血結果と合わせて考えると、関節リウマチで間違いないので、弱めのリウマチの薬かメトトレキサートを開始しましょうと言われました。
本当にリウマチなのか不安でしたので、令和7年11月に免疫内科のある総合病院へ紹介していただきました。
まず、近医で撮ったMRIを見てもらったところ、関節ではなく骨の周りの組織の炎症とのことでした。免疫内科での採血結果は、CRP0.02で血沈17、MMP-3は40で、足の指の付け根の関節エコーでも血流がみられなかったため、関節リウマチではないとのことで、整形外科を紹介されました。明らかな骨折はないようですが、画像には写りにくい骨折があるのかもしれない、との診断を受けました。超音波を当てる治療を自宅で2ヶ月したところ、足の甲の腫れは引きましたが、足の指の付け根の腫れがひかないですし、足首の腫れや痛みもでてきましたので、去年の年末に再度免疫内科を受診しました。
採血結果は、血沈が21、CRPは0.02で、血沈が17から21に上がってきているので、お薬を開始しますか?と言われましたが、基準値より少ししか外れていませんので、少し様子を見たいと言って、1ヶ月後の予約を取りました。
ですが、すぐに肘・膝・肩の痛みも出始めましたので、年始早々受診して採血検査をしていただいたところ、血沈が17に戻り、CRPも0.02でした。(MMP-3は免疫内科に最初に受診した時しか測っていません)
主治医からは、関節リウマチは考えにくいが、ホルモンの値から更年期障害による関節痛によるものかもしれないと、婦人科を紹介され、エストラーナテープを2週間使っていますが、痛みや腫れは変化がありません。
痛みの経過が長いので、エストラーナテープを4週間使ってみて効かなければ、血沈の値に変化がなくてもメトトレキサートを服用するよう勧められました。
反対側の足の小指も赤くはれてきたのも気にはなっていますが、本当に関節リウマチの治療を開始すべきか先生にご相談させていただきました。
回答
あなたは、リウマチ因子・抗CCP抗体がともに陽性ですので、リウマチの体質をもたれていることは理解しました。
血沈が17から21に変化していたとしても、CRPは0.02、MMP-3は40ですので、炎症所見が全くありません。
リウマチ治療は、炎症や関節破壊を抑えることです。
あなたは、抑える炎症そのものがありません。
ということは、今あなたがお持ちの諸症状は、リウマチは関わっていませんので、リウマチの治療の必要性は全くありません。
血沈の軽度上昇などは、体調の違いや検査誤差ですので、何の意味もありません。
諸症状については、整形外科で診てもらってはいかがでしょうか。
リウマチSOSにてご相談の際は、検査データをお送りください。検査データがあれば、的確なアドバイスができます






