リウマチ因子、抗CCP抗体陽性。大学病院でリウマチと診断されても、炎症がなければ治療は全く不要。

質問

<30代・女性> リウマチ因子 56.4、抗CCP抗体 114、CRP 0.03
四国在住です。近医の紹介で大学医学部附属病院に受診の結果、リウマチ偽陽性ではなく、数値からみて明らかなリウマチと診断されました。受診時の全身的レントゲンでは、今のところ骨に異常は無いと言われましたが、最近になって上肢膝関節等に違和感をもつようになりました。医大で診察してくれた医師からは、昔と違って今はいい薬があるので、痛みや腫れが出たら専門病院ですぐ受診するようにと言われました。医大受診後、1年近く経過しており今後のことを考えると信頼できる医師に診ていただきたいと思い、ご相談させていただきました。

回答

リウマチの活動性があるのか、治療が必要かどうかは、
全身の炎症を表す【CRP】と滑膜炎を表す【MMP-3】を調べます。

<検査内容>
・CBC(分)
・血沈
・蛋白分画
・GOT、GPT

●CRP
●MMP-3

お近くの病院で、上記の内容で、血液検査をされてみてはいかがでしょうか。

リウマチSOSにてご相談の際は、検査データをお送りください。検査データがあれば、的確なアドバイスができます





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執筆者プロフィール

篠原 佳年(しのはら よしとし)

1950年生まれ、徳島県池田町出身。岡山大学医学部大学院卒業後、岡山大学部第三内科を経て、現在、医療法人わいわい・クリニック理事長、医学博士。
膠原病、主に関節リウマチを専門としている。一早く生物学的製剤アクテムラを導入し、全国から多くの方が来院。現在まで約700例の実績。

その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。



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