質問
<40代・男性>
リウマチ因子(+)、抗CCP抗体(+)、CRP 0.05
2025年4月から両足指の痛みが発症したため、整形外科を受診したところ外反母趾が原因と診断されました。
その後も特に右足指周り全体の腫れが引くことなく痛みが続いたため6月には同じ病院へ、そして9月初旬には別の病院で再度レントゲンを撮って見てもらいましたが、やはり外反母趾と診断されました。
そして9月下旬に足の外科という医者が存在することを知り、診療してもらいました。
そして昨日、血液検査とMRI検査の結果、リウマチであることを告げられました。
今現在、左足の痛みは全くなくなり、右足の親指と薬指の付け根のみ歩行時に踏み締めると痛みがありますが、痛み止めなど含めて服用している薬は一つもありません
最後に診療してもらったのが整形外科専門だったため、内科もある総合病院に紹介状を書いてもらい、来週には投薬のための副作用検査をして、すぐに投薬を始めた方が良いと通告されました。
そこでリウマチや副作用について調べていたところ、わいわいクリニックさんに辿りついた次第です。
回答
検査データを拝見したところ、
リウマチ因子、抗CCP抗体ともに陽性ですので、リウマチの体質は持たれています。
MMP-3は調べられていませんが、CRPは0.05ですので、炎症がありません。
リウマチの治療は、炎症を抑えること(CRPを下げ、病気を止めること)です。
あなたのCRPは0.05ですので、炎症は全くなく、これで治療をする理由がありません。
ただし、CRPとMMP-3が同時に上昇した時には、リウマチの活動性が出たということで、この時初めて治療が必要になります。
今、リウマチの活動性がないということは、自分の力でリウマチの発症を抑えていると考えられます。
そこに免疫抑制剤などで治療を始めてしまうと、体調を崩すだけでなく、発症を抑えていた自分の免疫を抑えられてしまい、本当にリウマチが発症してしまう、ということが多くあります。
もう一度お伝えしますが、今ある症状は、リウマチは一切かかわっていません。
湿布や鎮痛剤で対応ができるかと思いますので、リウマチ科に行く理由はないと思われます。
リウマチSOSにてご相談の際は、検査データをお送りください。検査データがあれば、的確なアドバイスができます