質問
<40代・女性>
2022年10月にアザルフィジン1錠とプレドニゾロンをスタートしました。
【今年5月血液データ】
■crp 0.59
■抗crp 395
■RF 27
【今日の血液データ】
■crp 0.81
■MMP-3 105.7
調理の仕事をしていたためかなり重労働で負荷がかかっていたのか、軽いヘバーデン2本と、あとは右手人さし指中指第2関節の滑膜が狭く、右手のみグーが完全にはできないです。
ロキソニンを飲むほどの指の痛みは今はなく、レントゲンでは正常なんですけど、万年筋肉痛みたいな違和感があって、手首の曲げ伸ばしが可動域が狭くなった気がします。リウマチなのか筋痛症なのか、、、
今の医師の方針だと、1年単位のレントゲンで滑膜が狭くなっていればメトトレキサートや別の薬に変えるそうです。アザルフィジンもお試し1錠だと医学的に学科で突かれるとかで今日から2錠になってしまいました。できれば薬は飲みたくないです。医師の方針はあってるんですかね?
親戚にリウマチもいないし、コロナワクチン打った後にリウマチと言われ色々と謎です。
ひとまず、症状としてはたまに日替わりで手首が腫れること。また翌日には引くこと。レントゲンでは正常ですが最近手首の可動域が狭く手首が固いこと。くらいです。私はガチのリウマチなんでしょうか?やっとプレドニンも1ミリに減りました。
メトトレキサートは副作用が怖そうなので、アザルフィジンのみで治療おさらばしたいです。
余談ですが、ヨガや手作り酵素と遠隔レイキヒーリングで体質を根っから改善中です。薬が怖くて。笑
回答
あなたは、リウマチ因子、抗CCP抗体、共に陽性ですので、起こるとすれば、リウマチ性多発筋痛症ではなく、関節リウマチです。
炎症を表すCRPも、若干上昇していますので、関節リウマチの軽度の活動性が認められます。
滑膜炎を表すMMP-3は、プレドニンを服用すると上昇します。
現在1㎎ということですので、MMP-3が上昇しているのは、やはりリウマチの活動性が軽度ある為だと思われます。
当院では、関節リウマチの治療に、アザルフィジンは使用しません。
私の印象では、リウマチには効果がなく、不向きのようです。
またプレドニンは、関節リウマチの治療には原則使用しません。
リウマチは、滑膜が狭いかどうかで、治療をするのではありません。
全身の炎症を表すCRPと、滑膜炎を表すMMP-3がどちらも上昇した時、リウマチの活動性があるということで、治療が必要になります。
当院では、約15年、700名以上の方に、生物製剤アクテムラ(皮下注、自己注)で治療をし、95%以上の方に効果があり、副作用もほぼありません。
安全で、進行を止めることができますので、薬害(副作用)について不安な方には、合っているのではないかと思います。
コロナワクチンを接種した後にリウマチになった、と数名の方から聞いたことはあります。
リウマチSOSにてご相談の際は、検査データをお送りください。検査データがあれば、的確なアドバイスができます