血液検査ではリウマチの数値にはなってないようだけど、リウマチの治療をした方がいいといわれました

質問

<60代 女性> CRP 0.0
飲んでいる薬はプレドニン5mg0.5錠、ケアラム錠、ノイロトロピンです。
11月に初診の時はブシャールとか言われていたのですがなかなかはっきりしなくて、1月になってリウマチと言われました。
血液検査ではリウマチの数値にはなってないようだけど リウマチの治療をした方がいいといわれました。
どうも納得できなくてご相談させて頂きました。

回答

【体質の有無】
リウマチの体質があるかどうかは、リウマチ因子・抗CCP抗体・抗GAL欠損IgG抗体を調べます。
検査データを拝見したところ、あなたはリウマチについては調べられていないようです。

【炎症の有無】
仮にリウマチの体質があったとしても、全身の炎症を表すCRPは0.0ですので、全く炎症がありません。
関節の炎症(滑膜炎)を表すMMP-3は調べられていませんが、CRPとMMP-3が同時に上昇しない限りは、治療は必要ありません。

手指の第一関節にこぶ(結節)ができるのが、ヘバーデン結節です。
第二関節にこぶができるのが、ブシャール結節で、いずれも老化現象です。
ブシャール結節を、リウマチと間違えられたのではないでしょうか。

もう一度お伝えしますが、あなたには炎症が全くありませんので、治療は必要ない状態です。
それなのに、出されている薬のプレドニン、ケアラムは免疫抑制剤です。
治療の必要がないのに、薬を飲めば、リスクしかありません。
早急に中止することを勧めます。

リウマチSOSにてご相談の際は、検査データをお送りください。検査データがあれば、的確なアドバイスができます





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執筆者プロフィール

篠原 佳年(しのはら よしとし)

1950年生まれ、徳島県池田町出身。岡山大学医学部卒業、同大学院修了後、岡山大学医学部第三内科を経て、現在、医療法人わいわいクリニック理事長、医学博士。
膠原病、主に関節リウマチを専門としている。一早く生物学的製剤アクテムラを導入し、全国から多くの方が来院。現在まで約800例の実績。

その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。



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