その他の疾患

リウマチの数値が高い…実際にはリウマチの体質はなかった

今回ご紹介するのは、「リウマチの数値が高い」と言われ、本当にリウマチなのか心配で来院された40代女性のケースです。

≪受診前の経過≫
2022年12月頃より、時々だが、車の運転時、急に動悸がしたり両指先が冷たくなったり、口が乾くなどの症状が出始める。
2023年9月、症状が出ると怖くて車の運転ができにくくなることから、ホルモンバランスが悪いのかと思い、婦人科を受診。甲状腺とリウマチの検査をしてもらった。甲状腺には異常はなく、「リウマチの数値が高いです」と言われた。
本当にリウマチなのかと思い、ネットで”倉敷 リウマチ”を検索。当院ホームページを見ての受診となった。

≪当院初診時の炎症の有無≫
リウマチについて調べてもらったということでしたので、持参された検査データをみると、
  ●抗核抗体(+)、抗SS-A抗体(-)、抗SS-B抗体(-)
リウマチについては何も調べられていない、という状態でしたので、当院で詳しく調べました。
  ●リウマチ因子(-)、抗CCP抗体(-)、抗核抗体(+)、CRP(-)、CH50 37.1
リウマチの体質はなく、炎症所見も認められませんでした。抗核抗体が(+)で膠原病の体質をもたれていますが、血清補体値(CH50)は正常値であることから、今は何も起きていない、ということがわかりました。
運転中の手のしびれ等は、病気は関わっておらず、慣れない道のための緊張によるものではないかと思われました。
そこで診察してみると、両股関節には偏位がみられました。その影響で、肩こりや腰痛が出現、加え血流も悪くなり、指先がしびれることもあると説明しました。





リウマチに関するお悩み・ご質問は、
お気軽にご相談ください。


当院のリウマチ治療 リウマチSOS



その他の改善症例につきましては、
院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

書籍について

その他の疾患

  1. Isogai療法にて痛み消失

  2. リウマチの数値が高い…実際にはリウマチの体質はなかった

  3. 全く知られていない潜在性鉄欠乏性貧血

  4. SLEが消えた?

  5. B型肝炎キャリアには2種類ある

  6. リウマチ治療中、ひどい貧血に

  7. 当院ではめったにみない症状の方が来院。当院の股関節調節療法で、症状は劇的に改善。

  8. またもひどい「貧血」と「炎症」。今回は「IL-6」と「γ-グロブリン」が共に高値。だが抗核抗体がない。何の病気か。

  9. CRPの上昇がみられたら…

  10. 輸血が必要なくらい極度の貧血。精査するも原因はわからず、治療されないまま。ネットで調べ当院受診。

  11. 貧血の治療ができない現代のドクター 

  12. 大学病院や総合病院で見落とされたMCTD

  13. あなたは『貧血』ではありませんか?

  14. ただの貧血なのにリウマチ科にかかったためにリウマチと誤診され、ステロイド投与。次には生物製剤導入も考えられた一例

  15. 手指や膝の痛みは、「股関節の歪み」と「鉄欠乏性貧血」が原因

  16. 股関節のお話

  17. ちょっと珍しい貧血のケース

  18. リウマチ治療、その後。

  19. ちょっと寄り道… (貧血編)

  20. Hb8.5。すぐに貧血の治療が必要

  21. 極度の貧血(Hb7.7、血清鉄15、フェリチン5未満)

  22. リウマチで受診されたが、違う病気が見つかった

  23. 呼吸器の専門で入院して治療するも、原因菌が分からないままで、逆に体調を崩してしまった

交通アクセス

わいわいクリニック 外観写真

〒710-0133 岡山県倉敷市藤戸町藤戸2-10
TEL / 086-428-8525
受付時間 / 8:30~11:00 14:00~17:00(土曜 13:30~15:00)
休診日 / 木曜・日曜・祝日

診療時間
9:00~12:00 休診休診
14:30~17:30 休診休診

☆印の土曜日午後は 14:00~16:00 外来(相談)

PAGE TOP