体質があるだけで治療するのは間違い。

<60歳・男性>
治療歴は約7年。初診は他県のリウマチ専門病院で、リウマチと診断されてから多くの量のリウマトレックスを投与されていた。その後、転勤を繰り返し、大学病院やリウマチ専門病院を受診し、治療を継続。当院には平成29年7月来院。来院時には、経過もよく、リウマトレックスは1週間に2capと少量でコントロールできているということで、同様の治療を希望された。

初診時からの検査データを持参されていたので、詳しく調べてみると、リウマチ因子はなく、抗CCP抗体は強陽性、CRPも0.05未満と炎症所見はなく、MMP-3も85.2と正常だった。発症から一度も炎症所見も関節の破壊もなく、抗体を持っていただけで、この7年間一度もリウマチが起きたという証拠がないと考えられ、そのことをご本人に説明し、納得され治療を中止し、3ヶ月後再検査を予定している。

大学病院やリウマチ専門病院で、リウマチが起きていないのにプレドニンや抗リウマチ薬(抗ガン剤)などを投与することは数多くみられることがあるが、それは明らかに間違っている。

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