
その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

リウマチの体質をもっているが、今発症していない(炎症なし)
今回ご紹介するのは、リウマチの体質があるだけで、活動性がないのに治療を受けていたという、20代女性の方です。
≪受診前の経過≫
2021年5月、右手首や左股関節に痛みが出現したため整形外科受診。問題ないと言われしばらく様子をみていたが、両肘、両肩の痛みと指先にしびれが出現したので、別の整形外科を受診。MRIするが問題ないと言われる。
10月、症状が改善しないため大学病院受診。リウマチと診断され、リウマトレックス4c/週が開始となる。
11月の検査で白血球が低値だった。そのため今後はリウマトレックスが使いにくいということでバイオ製剤での治療を勧められた。
バイオ製剤での治療はコストが高いこともあり、内服薬で治療する方法はないのかと思い、知人の紹介で当院受診となる。
≪当院初診時の所見(炎症の有無)≫
持参された検査データをみると、リウマチ因子、抗CCP抗体はともに陽性。しかし全身の炎症を表すCRP、滑膜炎を表すMMP-3の上昇はみられませんでした。リウマチの体質はあっても、自分の力で発症を抑え、リウマチは出現していませんでした。
白血球の低下はリウマトレックスの副作用なので休薬し、約1ヵ月後再検査しました。白血球は正常化し、CRPやMMP-3の上昇は今回もなく、指の腫れや痛みもないということなので経過観察とし、3ヵ月後状態をチェックする予定にしました。
上記の方のように、炎症所見がないのに治療を受けているという方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。
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