
その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

今回ご紹介するのは、どこに行っても「リウマチではないと思います」と言われたため来院された50代女性のケースです。
50歳を過ぎると、朝のこわばりや手指の腫れ、痛みが出現することが多くなります。
リウマチを疑いがちですが、大半の方は老化や使い過ぎによるものです。これは自然現象なので、血液検査をしても、炎症が現れません。これは非常に大事なことなのです。
炎症がなければ、病気は関わっていないので、薬をもらって飲んではいけない、ということをぜひ理解してほしいと思います。
≪受診前の経過≫
2025年1月、以前からあった左肩痛に加え、右肩にも痛みが出現したため、内科を受診。血液検査の結果「リウマチではないと思う。様子を見ましょう」と言われ、鎮痛剤が処方された。
(リウマチ因子(+)、抗CCP抗体(-)、CRP 0.27)
ーMMP-3が調べられていない。痛みの原因は?ー
2月、両手首や手指の痛みもあり、近医の整形外科から総合病院の膠原病リウマチ科を紹介してもらい受診。検査の結果、「リウマチではないと思います」「リウマチの治療をしたいのであれば、1~2週間入院して、免疫抑制剤を試してみることになります」と言われた。次回受診は半年後の予定。
(リウマチ因子(+)、CRP 0.12、MMP-3 36.3)
ーリウマチでないのなら痛みの原因は?ー
症状は一向に改善せず、リウマチでないのであれば、とネットで自分の症状を調べてみると、”リウマチ性多発筋痛症”ではないかと思いようになった。”リウマチ性多発筋痛症 岡山”と検索し、当院ホームページを見ての受診となった。
≪当院初診時の炎症の有無≫
持参された検査データを総合的にみると、
(リウマチ因子(+)、抗CCP抗体(-)、CRP(-)、MMP-3 36.3)
リウマチ因子が陽性ですので、患者さんの疑われていたリウマチ性多発筋痛症ではなく、関節リウマチの体質は持たれています。しかし、炎症所見は全くない状態ですので、今はリウマチは発症しておらず活動性がないので、治療は必要ない状態である。今ある痛みには、リウマチは一切かかわっていないことを説明しました。
肩の痛みは、右の股関節がずれていることが原因と判明しました。そのために、左上半身に負荷がかかり痛みが出ていましたので、股関節を1人で矯正できる体操を指導しました。また、下肢の筋力が相当低下していましたので、筋力のトレーニングが必要であることを伝えました。
リウマチの体質があるだけで、多くの方はしなくても良いリウマチの治療をされてしまいます。しかしこのケースでは、幸いにも治療をされていませんでした。
肩や手首の痛みの原因には、ドクターたちはノータッチで、老化や使い過ぎや筋力低下などで、痛みが出てくるのが通常なのに、そのことを全く知らないのです。
その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。
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