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リウマチの体質をもっているが、今発症していないケース(炎症なし)
”自然寛解”という稀なケース
今回ご紹介するのは、リウマチの治療で副作用が出現した、40代男性の方です。
≪受診前の経過≫
2020年11月、両肩に痛みが出現し、総合病院の整形外科を受診。異常はないと言われた。しかし、その後痛みは増強し、両股関節や両膝にも痛みが出現、日常生活に支障が出始めた。
薬局で「リウマチではないか?」と言われたので、別の整形外科を受診。血液検査の結果から「ほぼリウマチで間違いないでしょう」と言われ、リウマトレックス3c/週が処方された。
リウマトレックス内服で、CRPとMMP-3は改善し、症状は消失したが、副作用で肝機能障害が出現。そのため抗リウマチ薬に変更となった。
現在症状は落ち着いているが、主治医からの詳しい説明もなく、1年近く血液検査もされず、関心がないのだろうと思い、家族の勧めで当院受診となった。
≪当院初診時の所見(炎症の有無)≫
持参された直近の検査データは、リウマチ因子のみ陽性、全身の炎症を表すCRPも、滑膜炎を表すMMP-3も正常値で、リウマチの活動性は認められませんでした。
今の状態を知るため詳しく検査すると、CRP、MMP-3ともに正常値で、リウマチの活動性は消失したままでした。
この患者さんは、リウマトレックスの副作用が出現したのを機に、リウマチが自然寛解したと考えられます。今後は、治療を中止し、経過観察としました。
整形外科でリウマトレックスが処方されていたが、フォリアミンという副作用止めの薬はもらっていない、という患者さんが多くいらっしゃいます。リウマトレックスの作用もわかってなく、処方しただけのように感じます。そのために副作用が出現したのだと思われます。
このようなことが以前から、そして今でも、残念ながら数多くみられます。
看板を上げているのに、リウマチのことがよく分かっていない先生方が非常に多いのは、残念に思います。
「治療について詳しい説明もないので不安」「今の治療があっているのか」「副作用のことが心配」など思われている方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

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