その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。
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リウマチの体質をもっているが、今発症していない(炎症なし)
間違いだらけのリウマチ医療⑥
あやしい症例
今回ご紹介するのは、今受けているリウマチ治療でよいのか疑問に思い、妹さんとご一緒に来院された70代女性です。
≪受診前の経過≫
2015年2月、急に首の痛みが出現し、近医整形を受診、レントゲンには異常がないということで、コルセットで対応し様子をみていた。
3月、痛みが増強したため、再度受診。「年齢的なものではなく、リウマチかもしれない」言われたため、総合病院を紹介してもらい受診した。そこでリウマチと診断され、リウマトレックス2c/週が開始となった。
4月、膝下がパンパンに腫れ、歩行困難となる。この時CRPが高値だったため、リウマトレックスは8cに増量され、プレドニン(5)1.5Tが追加となった。
7月、アザルフィジン2Tが追加され、アクテムラ点滴も受けた。
9月、アクテムラは点滴から自己注に変更となり、全体的に症状も落ち着いた。
2016年2月、プレドニンは中止となり、ケアラム1Tが追加となった。
2018年、リウマトレックスは3cに減量された。
コロナ感染が拡大され始めた時、症状が落ち着いているということで、アクテムラは中止となり、「かかりつけ医へかかってください」と言われた。
2019年からはかかりつけ医を受診。内服薬のみの処方で、特に検査もされなかった。
現在は、手指のこわばりや両手首の痛みが球に出現する程度。
妹さんが、知人から当院のことを聞いたということで、今の治療でよいのか診てもらいたい、ということで受診となった。
≪当院初診時の炎症の有無≫
持参された検査データから、
・リウマチは突然首や全身の関節に痛みが生じることはないので、当初はリウマチ性多発筋痛症だった可能性も否定できない
・リウマチと診断された直後のCRPが高値だった時、白血球数の上昇していて全身が痛かったということなので、細菌性の感染症だった可能性が大いにあると考えられる
・8年前にリウマチと診断されたということだが、その後ステロイドも使われていたのに変形が全くみられないのは、リウマチにしてはおかしいと思われる
これらのことから、本当にリウマチが起きているのか疑わしく思われましたので、詳しく検査してみました。
当院での検査
リウマチ因子(+)、抗CCP抗体(+)、CRP(-)、MMP-3 29.1
リウマチの体質は持たれていました。しかし現在は炎症所見は全くなく、リウマチの活動性は消失している状態であることがわかりました。
内服している抗リウマチ薬は効果的な量だとは考えにくく、今は治療の必要性もない状態なのでは、と考えられました。そこで、抗リウマチ薬内服を中止し約1か月後に再検査を提案しました。リウマチの活動性が認められなければそのまま休薬。この場合なら、おそらく初めからリウマチの発症はなかったと考えられます。もしも活動性が認められた時は、関節リウマチと診断出来、今服用している薬が効果的なようなので、それを再処方することにしています。
リウマチの体質をもっているが、今発症していない(炎症なし)
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間違いだらけのリウマチ医療
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リウマチの体質があっても、炎症がなければ治療は必要ない
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リウマチ因子や抗CCP抗体があるだけ。炎症所見もないのに、リウマトレックス投与のための予備検査。右第3指第二関節の腫れは「指を鳴らす習慣」が原因。
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誤診 まだ発症もしていないのに治療開始(総合病院リウマチ科)
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誤診 炎症所見も全くないのに、フルコースのリウマチ治療をされていたケース(総合病院)
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リウマチが発症していないのに治療を開始していたケース
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誤診①検査もせずにリウマチ性多発筋痛症と勝手に診断し、ステロイド剤を大量投与する。 誤診②リウマチの活動性がないのに、免疫抑制剤や抗リウマチ薬、生物製剤を投与
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誤診17 高齢でリウマチの活動性がなく治療は必要ないのに、生物製剤が次々と変更され、更には別の病名がつけられまた別の生物製剤が投与された
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8年ぶりに来院
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大学病院でヘバーデン結節があるだけでリウマチと誤診され、治療を約2年されていたケース
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炎症所見もないのに、必要のない治療がされていた
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妊娠時のリウマチ治療は必要?
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リウマチの体質があるだけで、必要のないプレドニンやリウマトレックスが出されていたケース
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「外反母趾の痛み」をリウマチと誤診し、プレドニン10㎎を処方した大学病院のリウマチ専門医
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誤診に誤診を重ねたケース②まだリウマチが発症していないのに必要のない生物製剤(シンポニー)を投与。そして副作用で出た湿疹をリウマチ性乾癬と誤診。なんと治療までしていた。
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リウマチの体質があるだけで、活動性がないのに治療をされたケース
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リウマチ因子が陽性なだけで、活動性もないのに必要のない治療をされていた
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リウマチ因子や抗CCP抗体が陽性でも、炎症所見がなければ治療の必要性はない。それなのに治療をされていたケース
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またもリウマチ因子、抗CCP抗体が陽性なだけで、炎症反応もないのに抗リウマチ薬(リウマトレックス)が。副作用で白血球が低下し、リウマトレックスを中止してバイオ製剤を勧められたケース
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リウマチ因子や抗CCP抗体が陽性なだけで、活動性が全くないのにプレドニン治療が続けられていたケース
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『リウマチ因子、抗CCP抗体ともに陽性』、でも8年経過してもリウマチが一度も発症していないケース
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見過ごせない誤診
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炎症がなければ治療は必要ない
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リウマチ因子陽性イコール治療ではない
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リウマチであっても治療の必要がないケース
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繰り返しあらわれる関節痛…短周期型のリウマチ?
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長期間にわたるリウマチ治療も、今は活動性がないため治療の必要なし。
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CRPマイナス、MMP-3正常、リウマチの活動性なし。治療の必要はありません。
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変形性指関節症なのに、リウマチの治療をされていた
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リウマチが発症していないのに治療をされていた<結構多いケース>
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リウマチ因子、抗CCP抗体ともに強陽性。しかしCRP(-)と発症していない。治療は必要ないのに、プレドニンやリウマトレックスが…
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リウマチ因子のみで発症してもいないのに、リウマトレクスが処方されていた。実は変形性指関節症のみ。治療中止。
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発症していないのに、たくさんの抗リウマチ剤の投与で副作用出現
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リウマチの活動性がないのにステロイドやリウマトレックスが出されていた!
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リウマチの活動性がなく発症していないのに、即断治療され、そのうえ滑膜切除術まで受け、仕事も日常生活も困難…
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祖母と曾祖母がリウマチ。自分もリウマチ因子、抗CCP抗体もあるがまだ発症していない。
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リウマチ因子、抗CCP抗体陽性。しかしCRP、MMP-3は正常値。
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リウマチの活動性がないのに治療されていた
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ヘバーデン結節とブシャール結節
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発症もしていないのに…薬で体調を崩して当院へ
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リウマチ因子、抗CCP抗体は陽性。しかし活動性はないので治療は必要ない
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リウマチ因子、抗CCP抗体ともに強陽性。「あなたは将来身体障害者になります」と言われた
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リウマチ寛解から全快へ。非常に稀なケース(抗GAL欠損IgG抗体陽性から陰性へ)