
その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

リウマチの体質をもっているが、今発症していない(炎症なし)
今回ご紹介するのは、整形外科を受診し「リウマチの治療が必要でしょう」と言われたため来院された40代女性のケースです。
≪受診前の経過≫
2017年10月から、生物製剤アクテムラで関節リウマチの治療を当院で行っていた患者さん。
2021年3月の皮下注を最後に、リウマチの活動性が止まったまま、約4年が経過しました。
患者さんの左手首は、リウマチの活動性があったときに変形しており、3年前にも痛みがあるということで、リウマチの再燃を心配され来院されました。
その時の血液検査の結果は、CRP、MMP-3の上昇がなく、炎症所見がありませんでしたので、リウマチの発症ではなく、変形があるために痛みが出現している、ということを説明しました。
2025年2月、再び痛みが出現したので、近くの整形外科を受診すると、「リウマチの治療が必要でしょう」と言われたということで、来院されました。
≪当院初診時の炎症の有無≫
持参された検査データをみると、
(リウマチ因子(+)、CRP(-)、MMP-3 53.1)
炎症所見は全くなく、リウマチは発症していませんでした。
患者さんは、関節エコーにより炎症があると言われた、ということでした。エコーでみる画像は、最近起きたものなのか、昔おきたものなのかは不明です。患者さんの痛みがある左手首は、以前から変形がありましたので、エコーでみても、変形していることには変わりはありませんので、参考にはならないことを説明しました。
リウマチは、CRPとMMP-3が同時に上昇した時、発症したということで治療が必要になること、今は自分でリウマチを止めている、ということを説明しました。
何度もお伝えしていますが、リウマチは体質があるだけでは、治療の対象ではありません。
CRPとMMP-3が同時に上昇した時、治療が必要になるのです。
リウマチの治療は、炎症を止めることです。
CRPもMMP-3もどちらも正常なのに、何を治すというのでしょうか。
まだまだリウマチのことが理解できていないドクターが多くいることは残念です。
『炎症がなければ、治療は必要ない』患者さん自身にも、知っておいてほしいと思います。
その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。
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