炎症なければ、治療の必要なし。抗CCP抗体が陽性でも。

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リウマチの体質をもっているが、今発症していない（炎症なし）
炎症なければ、治療の必要なし。抗CCP抗体が陽性でも。

リウマチの体質をもっているが、今発症していない（炎症なし）

今回ご紹介するのは、初期のリウマチと診断され総合病院を紹介された40代女性です。

≪受診前の経過≫
2023年9月、両手第１～３指DIPの痛みが出現したため、整形外科を受診した。血液検査の結果、初期のリウマチと診断されたが、CRPの上昇がないため「よく分からないので、当院では治療できない」と言われ、総合病院を紹介された。
（抗CCP抗体(+)、CRP(-））
総合病院の受診日まで日があくため、それまで放置するのも不安で、手指の変形も気になるので、「岡山　リウマチ」で検索し、当院受診となった。

≪当院初診時の炎症の有無≫
当院での検査
　　　　　リウマチ因子(+)、抗CCP抗体(+)、抗核抗体(+)、CRP(-)、MMP-3　31.0、血清補体価　45.7
リウマチの体質は持たれていますが、炎症所見は全くなく、今は発症していないため、治療は必要ない状態でした。また膠原病の体質ももたれていますが、補体が正常ですので、こちらも活動性が全くないことを、併せて説明しました。
しかし手指の関節裂隙の狭小化がみられ、指先から老化に伴う変形（ヘバーデン結節）が始まっているため、痛みや変形が出現していることを、お話ししました。

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その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

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