その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。
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リウマチの体質をもっているが、今発症していない(炎症なし)
リウマチ因子、抗CCP抗体ともに強陽性。「あなたは将来身体障害者になります」と言われた
今回ご紹介するのは、服用すると副作用が出るリウマトレックスを処方され続けていた、40代女性です。
≪受診前の経過≫
約2年半前、右手の指に腫れが出現し、整形外科を受診。リウマチ因子と抗CCP抗体ともに強陽性のため、リウマチと診断され、リウマトレックス2cap/週を処方されました。そこでは「あなたは将来身体障害者になります」と言われたり、薬の処方が3ヶ月分と長期だったため不安になり、転院しました。
リウマトレックスを服用すると、むかつきや胃痛が出現しました。転院を繰り返しても、リウマトレックスは処方されました。
4度目の病院でもリウマトレックスは処方され、プレドニン(5)1T/日が追加されました。しかし、プレドニンは服用しませんでした。
どこの病院を受診しても、服用すると気分が悪くなるリウマトレックスを処方され、飲み続けることへの不安があり、当院を受診することになりました。
≪当院初診時の所見(炎症の有無)≫
持参された検査データをみてみると、リウマチ因子と抗CCP抗体はともに強陽性。CRPは±、MMP-3は一度も検査されていませんでした。
検査してみると、確かにリウマチ因子と抗CCP抗体はともに強陽性ですが、炎症を表すCRPは(±)、MMP-3は正常であり、リウマチの活動性ははっきり認められませんでした。
≪治療後の経過≫
リウマトレックスは、副作用が出るので中止し、自己中止しているプレドニンは、抗リウマチ薬ではないため当然中止してもらいました。
現在は経過を見ながら、リウマチの活動性が認められた時点で、抗リウマチ薬を投与することにしています。
上記のように、治療で服用している薬に不安などをお持ちの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
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