リウマチの体質をもっているが、今発症していない(炎症なし)

ミス医療の多い関節リウマチ ―またリウマチの体質があるだけで治療されたー

今回ご紹介するのは、痛みが改善せず、今の治療で本当によいのかと思い受診された70代女性のケースです。

≪受診前の経過≫
2022年5月頃、右膝に痛みが出現し、整形外科を受診。2週間に1回ヒアルロン酸注射をしてもらった。3カ月ほど継続したが、症状は改善しなかった。
同年12月、左手首痛も出現。
2023年1月、再度整形外科を受診し、詳しく調べてもらった結果リウマチと診断された。
  (リウマチ因子(+)、抗CCP抗体(+)、CRP 0.19  ※MMP-3は調べていない)

後日、「リウマチなら」と知人から紹介されたリウマチ専門病院を受診。ここでも検査の結果リウマチと診断された。
  (リウマチ因子(+)、抗CCP抗体(+)、CRP 0.1、MMP-3 39.8)
サラゾピリンが開始となったが、薬疹が出現したため中止。
4月、リウマトレックス3c/週に変更となり、症状は落ち着いた。
2024年10月、右膝、右肩に痛みが出現したが、「リウマチの数値はいいので、変形性膝関節症で痛むのでしょう」と言われた。
12月、肝機能障害が出現したため、リウマトレックスは2c/週に減量された。
2025年2月、今まで何度も痛みが強く、その度に訴えたが、「変形性膝関節症もあるし、寒さもあるので膝を冷やさないように」とだけ言われた。それでも全身が痛いと伝えると、抗リウマチ薬のイグラチモドが追加となった。
しかし一向に痛みは改善しないので、今の治療で本当に良いのか、他に症状を改善する治療はないのかと疑問を持つようになり、当院通院中の知人の紹介で受診となった。

≪当院初診時の炎症の有無≫
持参された検査データをみると、
  (リウマチ因子(+)、抗CCP抗体(+)、CRP 0.1、MMP-3 24.3)
炎症所見はなく、リウマチの活動性は全くない状態でした。
検査データを見返してみると、リウマチと診断され治療を開始された時、CRPとMMP-3の上昇はなく、リウマチはまだ発症しておらず、治療は必要ない状態だったことが判明しました。
痛みのある右膝のレントゲンを撮ってみると、変形性膝関節症で関節裂隙の狭小化が著明。そのため、筋力の低下も伴い、歩行が困難になっているようでした。
右膝の痛みにリウマチは関わっていないことを説明し、整形外科で膝の専門科に診てもらうことを勧めました。





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当院のリウマチ治療 リウマチSOS



その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

書籍について

リウマチの体質をもっているが、今発症していない(炎症なし)

  1. 検査もせずに膠原病と診断し、1年半も活動性がない患者にステロイドを投与したケース

  2. リウマチの活動性が今はなく、すでに変形している手関節を関節エコーでみて「今から治療を始めましょう」と言う整形外科医がいるとは

  3. ミス医療の多い関節リウマチ ―またリウマチの体質があるだけで治療されたー

  4. ミス医療の多い関節リウマチ

  5. どうして毎回間違いを犯すのか?リウマチ医療  リウマチ因子や抗CCP抗体が陽性でも、炎症がなければ治療は必要ない

  6. 本当に様子をみていていいのか…不安で来院

  7. リウマチ因子が陽性でも、炎症がなければ治療は必要ない

  8. リウマチがおきていないので、治療はいらない。炎症がでれば治療が必要。

  9. 2種類の免疫抑制剤の服用が不安

  10. リウマチの体質があっても炎症がなければ治療は必要ない

  11. 関節リウマチは炎症がなければ、治療は必要ありません

  12. リウマチ因子陽性のために、どこに行っても関節リウマチと誤診されてしまうケース

  13. 間違いだらけのリウマチ医療

  14. リウマチ因子と抗核抗体がともに陽性の女性。CRPやMMP-3は正常なので炎症が全くない。それなのに炎症を抑えるヒュミラやシムジアが投与された悪質なケース

  15. リウマチ因子や抗CCP抗体が強陽性、指の痛みがあっても炎症所見はないので治療は必要ない。

  16. 朝のこわばり・指の腫れはリウマチの方は少ない。ほとんどは使い過ぎか老化現象。

  17. リウマチの体質があるだけで、発症はしていなかった

  18. 炎症がなければリウマチは起きていない

  19. リウマチの体質があっても、予防のための治療は必要ない

  20. リウマチ因子陽性、しかし炎症がないので治療は必要ない

  21. リウマチの体質があっても、炎症がなければ治療は必要ない

  22. リウマチの体質があるだけで炎症は全くなし、しかし必要のない治療で発症が早まったケース

  23. リウマチは炎症がなければ治療は不要

  24. 元々リウマチは発症していない?

  25. リウマチは発症してから治療するべき!

  26. リウマチの本性は炎症。その炎症がなければ治療は必要ない。

  27. リウマチかな?でプレドニンンやリウマトレックス、トルツなどが投与された

  28. 炎症もないのにプレドニンやリウマトレックスが!炎症がない(CRP(-))のにシンポニーが倍量も!

  29. リウマチ発症の初期?

  30. 炎症がなければ、リウマチの治療は必要ない

  31. 炎症がなければ、リウマチの治療は必要ない

  32. 全く説明のない担当医

  33. リウマチは発症していない。それなのにずっと治療をうけている

  34. 7年ぶりに来院された方が、なんと完治していた。

  35. リウマチ因子と抗GAL欠損IgG抗体が陽性。最近数値が徐々に上昇。リウマチがおき始めるの?

  36. 変形性膝関節症はどこでも見逃される

  37. 炎症反応がないので、治療の必要なし。たとえリウマチ因子や抗CCP抗体でも。

  38. 炎症なければ、治療の必要なし。抗CCP抗体が陽性でも。

  39. 手指や膝の痛みはリウマチなのか

  40. 間違いだらけのリウマチ医療⑭

  41. 間違いだらけのリウマチ医療⑩

  42. 間違いだらけのリウマチ医療⑦

  43. 間違いだらけのリウマチ医療⑥

  44. リウマチの体質はあるが、今治療は必要なし

  45. 間違いだらけのリウマチ医療②

  46. リウマチ再燃か

  47. リウマチの体質があるだけで治療開始。炎症がないのに…

  48. リウマチ因子や抗CCP抗体が陽性でも、炎症所見がなければ治療は必要ない

  49. リウマチ因子も抗CCP抗体陽性だが、治療の必要はなし

  50. リウマチの体質はあるが発症はなし。

  51. リウマチ因子陽性、全手指の関節の腫れは、ゴルフの過度の練習のせいで治療必要なし。

  52. 炎症のないリウマチは、治療必要なし。 

  53. リウマチ因子陽性だけでは、治療必要なし

  54. リウマチ因子、抗CCP抗体、抗核抗体すべて陽性。しかし炎症反応(CRP)がなければ、治療の必要なし。

  55. コロナ感染の後遺症による間質性肺炎が判明

  56. リウマチ因子や抗CCP抗体があるだけ。炎症所見もないのに、リウマトレックス投与のための予備検査。右第3指第二関節の腫れは「指を鳴らす習慣」が原因。

  57. 誤診   まだ発症もしていないのに治療開始(総合病院リウマチ科)

  58. 誤診   炎症所見も全くないのに、フルコースのリウマチ治療をされていたケース(総合病院)

  59. リウマチが発症していないのに治療を開始していたケース

  60. 誤診①検査もせずにリウマチ性多発筋痛症と勝手に診断し、ステロイド剤を大量投与する。                                誤診②リウマチの活動性がないのに、免疫抑制剤や抗リウマチ薬、生物製剤を投与

  61. 誤診17 高齢でリウマチの活動性がなく治療は必要ないのに、生物製剤が次々と変更され、更には別の病名がつけられまた別の生物製剤が投与された

  62. 8年ぶりに来院

  63. 大学病院でヘバーデン結節があるだけでリウマチと誤診され、治療を約2年されていたケース

  64. ”自然寛解”という稀なケース

  65. 炎症所見もないのに、必要のない治療がされていた

  66. 妊娠時のリウマチ治療は必要?

  67. リウマチの体質があるだけで、必要のないプレドニンやリウマトレックスが出されていたケース

  68. 「外反母趾の痛み」をリウマチと誤診し、プレドニン10㎎を処方した大学病院のリウマチ専門医

  69. 誤診に誤診を重ねたケース②まだリウマチが発症していないのに必要のない生物製剤(シンポニー)を投与。そして副作用で出た湿疹をリウマチ性乾癬と誤診。なんと治療までしていた。

  70. リウマチの体質があるだけで、活動性がないのに治療をされたケース

  71. リウマチ因子が陽性なだけで、活動性もないのに必要のない治療をされていた

  72. リウマチ因子や抗CCP抗体が陽性でも、炎症所見がなければ治療の必要性はない。それなのに治療をされていたケース

  73. またもリウマチ因子、抗CCP抗体が陽性なだけで、炎症反応もないのに抗リウマチ薬(リウマトレックス)が。副作用で白血球が低下し、リウマトレックスを中止してバイオ製剤を勧められたケース

  74. リウマチ因子や抗CCP抗体が陽性なだけで、活動性が全くないのにプレドニン治療が続けられていたケース

  75. 『リウマチ因子、抗CCP抗体ともに陽性』、でも8年経過してもリウマチが一度も発症していないケース

  76. 見過ごせない誤診

  77. 炎症がなければ治療は必要ない

  78. リウマチ因子陽性イコール治療ではない

  79. リウマチであっても治療の必要がないケース

  80. 繰り返しあらわれる関節痛…短周期型のリウマチ?

  81. 長期間にわたるリウマチ治療も、今は活動性がないため治療の必要なし。

  82. CRPマイナス、MMP-3正常、リウマチの活動性なし。治療の必要はありません。

  83. 変形性指関節症なのに、リウマチの治療をされていた

  84. リウマチが発症していないのに治療をされていた<結構多いケース>

  85. リウマチ因子、抗CCP抗体ともに強陽性。しかしCRP(-)と発症していない。治療は必要ないのに、プレドニンやリウマトレックスが…

  86. リウマチ因子のみで発症してもいないのに、リウマトレクスが処方されていた。実は変形性指関節症のみ。治療中止。

  87. 発症していないのに、たくさんの抗リウマチ剤の投与で副作用出現

  88. リウマチの活動性がないのにステロイドやリウマトレックスが出されていた!

  89. リウマチの活動性がなく発症していないのに、即断治療され、そのうえ滑膜切除術まで受け、仕事も日常生活も困難…

  90. 祖母と曾祖母がリウマチ。自分もリウマチ因子、抗CCP抗体もあるがまだ発症していない。

  91. リウマチ因子、抗CCP抗体陽性。しかしCRP、MMP-3は正常値。

  92. リウマチの活動性がないのに治療されていた

  93. ヘバーデン結節とブシャール結節

  94. 発症もしていないのに…薬で体調を崩して当院へ

  95. リウマチ因子、抗CCP抗体は陽性。しかし活動性はないので治療は必要ない

    リウマチ因子、抗CCP抗体は陽性。しかし活動性はないので治療は必要ない

  96. リウマチ因子、抗CCP抗体ともに強陽性。「あなたは将来身体障害者になります」と言われた

  97. リウマチ寛解から全快へ。非常に稀なケース(抗GAL欠損IgG抗体陽性から陰性へ)

交通アクセス

わいわいクリニック 外観写真

〒710-0133 岡山県倉敷市藤戸町藤戸2-10
TEL / 086-428-8525
受付時間 / 8:30~11:00 14:00~17:00(土曜 13:30~15:00)
休診日 / 木曜・日曜・祝日

診療時間
9:00~12:00 休診休診
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☆印の土曜日午後は 14:00~16:00 外来(相談)

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