リウマチの体質があるだけで治療開始。炎症がないのに…

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リウマチの体質をもっているが、今発症していない（炎症なし）
リウマチの体質があるだけで治療開始。炎症がないのに…

リウマチの体質をもっているが、今発症していない（炎症なし）

今回ご紹介するのは、今受けているリウマチ治療に不安を持たれて来院された50代女性です。

≪受診前の経過≫
2020年5月、手指ⅮIP関節に痛みがあった。仕事のせいだと思っていたが、退職した後も痛みが続き、整骨院に通う。
2021年5月、両手指や足の側面に痛みがあったので、整骨院の先生に相談すると、クリニックを紹介された。
6月、クリニックを受診。血液検査の結果リウマチと診断され、プレドニンやアザルフィジンが処方された。
　　　　　リウマチ因子(+)、抗CCP抗体(+)、抗核抗体(+)、CRP：0.10
その後プレドニンは中止となったが、痛みを訴えるとリウマトレックスが追加となった。
2023年5月、肝臓の数値を指摘されたため、自分でいろいろ調べた。
”すべての病気は栄養が偏っていることに原因がある”という動画をみた。そこでフェリチンが大事ということを知りネットで調べると、当院がヒットしたため受診となった。

≪当院初診時の炎症の有無≫
持参された検査データ(前述のとおり)をみると、
　　　　　・関節リウマチの体質を持っている
　　　　　・リウマチとSン段され治療を開始した時、炎症所見は全くない
ということがわかりました。つまり、当初から治療は必要ない状態だったということです。
リウマチが発症していないのに、命がけの治療をすることは無意味だということを説明しました。
手指や手首をレントゲンでみると、関節裂隙の狭小化が著明でしたので、変形性指関節症ということです。
右股関節に転位があり、これも全身の痛みの原因となるので、しっかり治し動かすことをアドバイスしました。

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その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

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