大病院で、いまどきこんな治療が…

リウマチの活動性がないのにステロイドやリウマトレックスが出されていた!

今回ご紹介するのは、リウマチと診断されて約10年間大学病院で治療をされていた、30代女性の症例です。

≪受診前の経過≫
某大学病院でリウマチと診断されて10年間、プレドニン5㎎/日、リウマトレックス4c/週を投与されていた患者さん。最近調子が悪くなってきたので、プレドニン10㎎/日と増量され、レミケードの点滴も追加されました。
治療しているにもかかわらず、手首や指の痛みがさらに増強し、こわばりも一日中続くため、知人の紹介で当院を受診されました。

≪当院初診時の所見(炎症の有無)≫
聞いてみると、ステロイドを中止したいという意向でした。
持参した検査データは、直近のものしかありませんでした。みると、滑膜炎を表すMMP-3は検査されていませんでしたが、炎症を表すCRP(-)、血沈15㎜/hとリウマチの活動性は全くなありませんでした。患者さんから聞くと、検査データは変わっていないということでした。現在あるのは鉄欠乏性貧血と体力がない(全身の筋力低下)だけでした。
主訴が、両手首や右手指の痛みだったため、手のレントゲンを撮ってみると、関節裂隙は非常に少なく、特に左右の手首は著明であり、可動域が狭く動かせば痛みが出る状態でした。
当院で検査してみると、リウマチ因子、抗CCP抗体は共に陽性、MMP-3は軽度上昇しているが、CRP(-)のため、リウマチの活動性は認められませんでした。
そのためリウマトレックスは中止し、プレドニンは減量~中止を考え、貧血の治療を最優先して行うことをアドバイスしました。


このケースは、大学病院で約10年もの間、リウマチの活動性がないにもかかわらず、リウマチとして、非常に危険なステロイドや免疫抑制剤を投与し続けたという症例です。








その他の改善症例につきましては、
院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

書籍について

大病院で、いまどきこんな治療が…

  1. 炎症がなければ治療は必要ない

  2. ちょっと珍しい貧血のケース

  3. リウマチ因子陽性イコール治療ではない

  4. リウマチであっても治療の必要がないケース

  5. これでいいのかリウマチ医療‼

  6. 繰り返しあらわれる関節痛…短周期型のリウマチ?

  7. 長期間にわたるリウマチ治療も、今は活動性がないため治療の必要なし。

  8. 4年前から発症していた?

  9. ちょっと寄り道… (貧血編)

  10. CRPマイナス、MMP-3正常、リウマチの活動性なし。治療の必要はありません。

  11. リウマチ因子は陽性、しかし炎症所見はなし。

  12. リウマチの体質があるだけ

  13. リウマチの体質があるだけでは治療の必要なし

  14. リウマチと誤診。その後発症…

  15. リウマチ因子陽性でも活動性ないなら治療は必要ない。

  16. 発症していないのに、たくさんの抗リウマチ剤の投与で副作用出現

  17. 抗GAL欠損IgG抗体の存在

  18. 整形外科でリウマチなのに変形性膝関節症の治療をされていた

  19. HB8.5。すぐに貧血の治療が必要!

  20. Hb7.7、血清鉄15、フェリチン5未満。極度の貧血!

  21. リウマチの活動性がないのにステロイドやリウマトレックスが出されていた!

  22. リウマチの活動性がなく発症していないのに、即断治療され、そのうえ滑膜切除術まで受け、仕事も日常生活も困難…

  23. 祖母と曾祖母がリウマチ。自分もリウマチ因子、抗CCP抗体もあるがまだ発症していない。

  24. リウマチで受診されたが、違う病気が見つかった!

  25. 呼吸器の専門で入院して治療するも、原因菌が分からないままで、逆に体調を崩してしまった!

  26. リウマチ因子、抗CCP抗体陽性。しかしCRP、MMP-3は正常値。

  27. リウマチの活動性がないのに治療されていた!

  28. ヘバーデン結節とブシャール結節

  29. 発症もしていないのに…薬で体調を崩して当院へ

  30. リウマチ因子、抗CCP抗体は陽性。しかし活動性はない=治療の必要はない!

    リウマチ因子、抗CCP抗体は陽性。しかし活動性はない=治療の必要はない!

  31. 効果のある治療を変更された

    効果のある治療を変更された

  32. リウマチ因子、抗CCP抗体ともに強陽性。「あなたは将来身体障害者になります」と言われた!

PAGE TOP