その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。
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リウマチの体質をもっているが、今発症していない(炎症なし)
ヘバーデン結節とブシャール結節
今回ご紹介するのは、リウマチ因子が陽性なだけでまだ発症していないのに治療をされていたという、60代女性です。
≪受診前の経過≫
平成30年10月、右手の人差し指(2)、中指(3)、薬指(4)のDIP関節の痛みが強くなり、近医を受診。そこで、リウマチと診断され、アザルフィジンを処方されました。
一向に症状が良くならないため、通っている整体で相談したところ、当院を紹介され、受診することになりました。
≪当院初診時の所見(炎症の有無)≫
持参された検査データをみてみると、リウマチ因子は陽性、CRPは0.05以下、抗CCP抗体はマイナスで、リウマチの活動性は全く認められませんでした。滑膜炎を表すMMP-3は検査されていませんでした。
手のレントゲンを撮ってみると、右手指のDIP関節は関節裂隙狭小化と石灰化がみられ、典型的な変形性指関節症であり、右の第2・3・4指のPIP関節も腫れが認められました。これらより、ヘバーデン結節、ブシャール結節と診断しました。
リウマチの体質はありますがまだ発症していないので、治療は必要ないと説明しました。今後、発熱やこわばり、指の腫れがひどくなったなど、変わったことがあれば来院することを勧めました。
上記のように、リウマチと診断され治療を受けていても症状が改善しないという方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
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