リウマチと誤診された正常な人

炎症所見も、リウマチ因子も抗CCP抗体も全くないのに、リウマチ治療をされたケース

今回ご紹介するのは、リウマチではないのに治療をされていたという、70代女性の方です。

≪受診前の経過≫
2年前右手小指に違和感が出現したため、整形外科受診。「骨には異常がなく、リウマチではありません」と言われました。
約1ヵ月後、症状が改善しないため総合病院リウマチ科を受診。血液検査には出ていないが、関節エコーすると「典型的なリウマチ」と言われ、リウマチ治療が開始されました。治療を開始してから約1年半の間でプレドニン、リウマトレックス、ジセレカ、リンヴォックなどが処方されました。
最近は肩から背中が鉛のように重く感じ、腰にも痛みがあるため、知人の紹介で当院受診となりました。

≪当院初診時の所見(炎症の有無)≫
持参された検査データをみてみると、リウマチ因子も抗CCP抗体もなく、全身の炎症を表すCRP、滑膜炎を表すMMP-3の上昇は一度もありませんでした。
患者さんはリウマチではないことが明らかでした。つまりリウマチの治療など必要なかったのです。
診察してみると、右手小指は骨折したような痕跡がありました。これを「典型的なリウマチ」とみられたのでしょう。また右の股関節には歪みがありました。筋力・体力が非常に低下していることから、肩から背中が鉛のように重く感じていたのは、筋肉の緊張が続いていたためだったのでしょう。
股関節の歪みを矯正すると筋肉の緊張はすぐ消失し、身体が軽くなったとのことでした。時間をとって積極的に歩くことを勧めました。1か月後、再度状態を診せてもらうことにしました。

上記のように、治療をしていても症状が改善しないという方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。








その他の改善症例につきましては、
院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

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