リウマチと誤診された正常な人

誤診⑱五十肩を関節リウマチと診断し、免疫抑制剤を投与されそうになった

今回ご紹介するのは、全く正常なのにリウマチと誤診された70代女性の方です。

≪受診前の経過≫
2022年5月、左手第2指第2関節に痛みや腫れが出現。
8月、左肩に痛みが出現したため、整形外科を受診。血液検査の結果「リウマチではないです。五十肩です」と言われた。
リウマチではないと言われたが不安になったため、総合病院Aのリウマチ科を受診。関節エコーし、今度は「間違いなくリウマチです」と診断され、リウマトレックスの内服を勧められた。しかし、薬についてのパンフレットを読み、副作用が怖く、治療は保留にしてもらった。
自分は本当にリウマチなのかと不安に思い、知人の紹介で当院受診となった。

≪当院初診時の所見(炎症の有無)≫
持参された検査データをみると、リウマチ因子、抗CCP抗体ともにマイナスで、リウマチの素因はありませんでした。全身の炎症を表すCRPは若干上昇していましたが、白血球数も上昇しており、体調が悪い時に採血されていたためだと思いました。
手のレントゲンでは、手指の関節裂隙は狭小が認められ、また股関節にずれが生じていおり、肩や他の関節に影響が出ているようでした。
詳しく調べてみると、リウマチ因子、抗CCP抗体、抗GAL欠損IgG抗体全てマイナスで、リウマチの可能性はゼロで、治療に必要は全くありませんでした。またまた誤診だったのです。








その他の改善症例につきましては、
院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

書籍について

リウマチと誤診された正常な人

  1. 誤診   潰瘍性大腸炎(自己免疫疾患)であったがために、ただの足の痛みが関節リウマチと誤診され治療された

  2. 誤診   リウマチ因子も抗CCP抗体も、炎症所見も何もないのにリウマチと診断(総合病院リウマチ科)

  3. 誤診⑱五十肩を関節リウマチと診断し、免疫抑制剤を投与されそうになった

  4. 全く健康な女性をリウマチに仕立て上げ、色々な生物製剤を投与(誤診と詐欺)

  5. 老化による指の変形をリウマチと誤診(総合病院リウマチ科)

  6. 整形外科でも総合病院のリウマチ科でもまたまた誤診。病気でない人がリウマチに。

  7. リウマチではないのに一方的に誤診され、劇薬のステロイド剤と免疫抑制剤が処方されたケース(まさに詐欺行為)

  8. リウマチは全くないのに、足を見ただけで「リウマチ」と診断されたケース

  9. 誤診に誤診を重ねたケース②全く正常なのにリウマチと誤診され、様々な生物製剤を投与。副作用で皮膚症状が出るとリウマチ性乾癬と誤診し、その治療まで。

  10. リウマチが全くないのに、変形性指関節症をリウマチと誤診。必要のないプレドニンやリウマトレックスが出されていた。

  11. 炎症所見も、リウマチ因子も抗CCP抗体も全くないのに、リウマチ治療をされたケース

  12. リウマチ専門病院と大学病院で誤診された患者さん

  13. リウマチ因子、抗CCP抗体、抗GAL欠損IgG抗体全てマイナス。

  14. 本当にリウマチ?

  15. リウマチではないのに治療するなんて

  16. リウマチ因子も炎症所見もない。それなのにリウマチ?

  17. 全くリウマチは認められない

  18. 診断基準を満たしていないのに治療?

  19. 炎症もはっきりしないのに、リウマトレックスは不必要。生物製剤はまったく必要ない。

    炎症もはっきりしないのに、リウマトレックスは不必要。生物製剤はまったく必要ない。

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