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リウマチ性多発筋痛症・成人スチル病
実は多い!リウマチ性多発筋痛症
今回ご紹介するのは、リウマチと診断され治療を受けられていた60代女性の患者さん。実はリウマチ性多発筋痛症だったという症例です。
≪受診前の経過≫
整形外科を受診。検査すると、リウマチ因子、抗CCP抗体ともにマイナス、MMP-3のみ上昇していたため、大学病院を紹介され、受診するとリウマチと診断されました。プレドニン、リウマトレックス、ケアラムを投与され、3か月間治療を継続しました。リウマトレックスは毎月1カプセルずつ増量され、近い将来生物製剤での治療が必要だと主治医から言われました。
リウマチと診断され、リウマチの薬で治療をしても効果がある実感がなく、新しい薬の導入への不安もあり、私は本当にリウマチかどうかと思い、セカンドオピニオンで当院を受診されました。
≪当院初診時の所見(炎症の有無)≫
検査すると、リウマチ因子、抗CCP抗体ともにマイナス、CRPは軽度上昇、MMP-3は高値であったため、リウマチではなくリウマチ性多発筋痛症であることが判明しました。
当然、診断も治療も間違っていて、適切でないことを伝えました。
上記のように、リウマチと診断されたけど、リウマチ因子や抗CCP抗体などがマイナスだという方、本当にリウマチなのと疑問をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

リウマチ性多発筋痛症・成人スチル病
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実は多い!リウマチ性多発筋痛症
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