
- ホーム
- 治療実績
- リウマチと誤診された正常な人
- 整形外科でも総合病院のリウマチ科でもまたまた誤診。病気でない人がリウマチに。
リウマチと誤診された正常な人
整形外科でも総合病院のリウマチ科でもまたまた誤診。病気でない人がリウマチに。
今回ご紹介するのは、リウマチの体質もないのにリウマチと誤診されたという60代女性の方です。
≪受診前の経過≫
2020年6月末から、両手指の節々が太く感じられるようになり、整形外科を受診しました。変形性指関節症だと言われましたが、リウマチのことが気になったので、血液検査を依頼しました。リウマチ因子はありませんでしたが、関節エコーでリウマチの所見が少し見られるということで、抗リウマチ薬1c/日が開始となりました。(これは明らかに間違い)
本当にリウマチなのか不安になり、総合病院のリウマチ科を紹介してもらい受診しましたが、「リウマチだが炎症はない。軽いリウマチだから近医で診てもらって」と言われました。この時、ヘバーデン結節、ブシャール結節の薬も勧められました。
現在痛みもこわばりもないが、指の変形の進行が心配になり、知人の紹介で当院受診となりました。
≪当院初診時の所見(炎症の有無)≫
患者さんの両手指には、はっきりとヘバーデン結節、ブシャール結節がみられました。
検査してみると、リウマチ因子、抗CCP抗体は共になく、全身の炎症を表すCRPの上昇はありませんでした。
整形外科での初めの診断のとおりの変形性指関節症のみでした。関節エコーをしたばっかりに、リウマチと誤診されてしまったのです。(これは明らかにドクターのミスで誤診)
整形外科でも総合病院でも、リウマチでない方をリウマチと誤診し、必要のない治療をするという、何とも嘆かわしく残念至極なケースです。(これは詐欺行為そのものです)
リウマチと診断され治療を受けているが、リウマチ因子も抗CCP抗体もないという方はリウマチではありません。(正確には抗GAL欠損IgG抗体も陰性が必要ですが)。またリウマチ因子、抗CCP抗体があっても、CRP(全身の炎症)やMMP-3(滑膜炎)に異常がなければ、リウマチはまだ発症していないので、”治療の必要は全くありません”。
「リウマチ因子があるので、予防のために軽めに治療をしていきましょう」と言われたという方が多くいらっしゃいます。でもそんな治療はありえないのです。まだ発症もしていないのに薬を内服するということは、リスクだけが高く、命がけなのです。
元々効果が「ゼロ」なのですから、ドクターの誘いに乗ってはいけないのです。
これを機会に、今一度治療を見直してみませんか。
心配なことがある方、お気軽にご相談ください。

リウマチと誤診された正常な人
-
誤診 潰瘍性大腸炎(自己免疫疾患)であったがために、ただの足の痛みが関節リウマチと誤診され治療された
-
誤診 リウマチ因子も抗CCP抗体も、炎症所見も何もないのにリウマチと診断(総合病院リウマチ科)
-
誤診⑱五十肩を関節リウマチと診断し、免疫抑制剤を投与されそうになった
-
全く健康な女性をリウマチに仕立て上げ、色々な生物製剤を投与(誤診と詐欺)
-
老化による指の変形をリウマチと誤診(総合病院リウマチ科)
-
整形外科でも総合病院のリウマチ科でもまたまた誤診。病気でない人がリウマチに。
-
リウマチではないのに一方的に誤診され、劇薬のステロイド剤と免疫抑制剤が処方されたケース(まさに詐欺行為)
-
リウマチは全くないのに、足を見ただけで「リウマチ」と診断されたケース
-
誤診に誤診を重ねたケース②全く正常なのにリウマチと誤診され、様々な生物製剤を投与。副作用で皮膚症状が出るとリウマチ性乾癬と誤診し、その治療まで。
-
リウマチが全くないのに、変形性指関節症をリウマチと誤診。必要のないプレドニンやリウマトレックスが出されていた。
-
炎症所見も、リウマチ因子も抗CCP抗体も全くないのに、リウマチ治療をされたケース
-
リウマチ専門病院と大学病院で誤診された患者さん
-
リウマチ因子、抗CCP抗体、抗GAL欠損IgG抗体全てマイナス。
-
本当にリウマチ?
-
リウマチではないのに治療するなんて
-
リウマチ因子も炎症所見もない。それなのにリウマチ?
-
全くリウマチは認められない
-
診断基準を満たしていないのに治療?
-
炎症もはっきりしないのに、リウマトレックスは不必要。生物製剤はまったく必要ない。